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フォーシームとツーシームの違い

フォーシームとツーシームの違い

フォーシーム
日本でいう直球(ストレート)
ボールが縦方向に1回転する際、縫い目(シーム)が4回見えることから、こう呼ばれている。

ツーシーム
1回転中に2度シームが見えるツーシームは、フォーシームに近いスピードで多少変化する。

ボールに回転数が多ければ多いほど圧力差がたくさん出て揚力が大きくなります。
理想的なストレートは回転が速く、回転軸の傾きが地面に対して水平なボールですが、一流のピッチャーでも回転軸に傾きがあり、マウンドからキャッチャーミットに到達するまでには重力の影響から、かなり落ちています。

本当に浮き上がる球を投げるには、シミュレーション上では時速170キロ、さらに1秒間に50回転が必要。未だに誰もなし得たことがない領域です。

速い球を投げるには、
・遠心力の関係から、腕が長いほど球速は上がる
 ・しなやかに体を動かす
 ・均等な回転を心がける
投球は体幹から腕、そして手へと力を伝えていくので、腕が長ければ長いほど遠心力の関係で球は速くなります。腕にしなやかさ、関節のやわらかさがあるとなお良いでしょう。また、上から投げた方がより球速は増します。そして投げる時にはバランスよく中指と人差し指で均等に回転を与えてやることがポイントです。これがズレると力が分散してして球速は遅くなってしまいます。
日本人でいえば、大谷翔平投手、佐々木朗希投手が理想に近い体型、投球フォームと言えるでしょう。
速い球だけが打者を抑えるために必要かといえば、決してそうとは限りませんが、やはり球が速いのは好投手の条件の一つであり、魅力です。
この2人が将来日本最速、いや世界最速の球を投げてくれることに期待したいですね。

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