だから君はずっと無名【ライブ集客の話】


どんな素晴らしいものも売り場が違うと売れない

別記事の

の追加というか延長的な話。
アーティストが活動を開始して、紅白出てスタジアムクラスになるまで続く作業が
❹のまだ自分自身を知らないが熱心なファンになる可能性のある人。
と出会うための努力。
自分が商品として誰に買ってもらえるのか?
もう昔の話だが以前は「デビューしてタワーにCD平積みしてもらえれば売れる」という勘違いアーティストは多くいた。
その戦略をやってたメーカーさんは海沿いに返品用倉庫あるの知っとるか?
お客さん舐めんなよ(笑)
ただね、買っちゃう人もいる。でもそれってアーティストのチカラではなくタワレコ渋谷平積みという価値だけで買われたという事実。
結局のところ❹→⑤に行くのが既定路線。
ただ絶対数が大きければリターンもあるっちゃあるから全く無意味でも無い。
この辺がお金を使った超パワープロモーションの恐ろしいとこでもある(笑)
『ムーブメントは生まれるんじゃなくて作るもの』一部の特権階級の人が言えるセリフを除き、底辺に蠢く私としては

『共有、共感』をアーティストを目にした人がどう感じるか?というテーマで❹を③に変える戦略としてマネージメントする。
この先はここでは控える。
しかし補足するならば「路上の伝説 朝倉未来」のファンってどんな人?
彼だけでなく同性のファンを多く持つ者には共通する【共有、共感】がある。
私が集客出来ないStep1期のアーティストに関わり出した時に最初に取り組むのは音楽部分じゃない。
でも及第点で実行できるようになるとアーティスト自身も手応えを感じるようで重要だと気がつく。
人は『自分と同じ』と思うと次の共有共感を得るために耳を傾けるし共有共感をしたアーティストには距離が近づいているので好意的な視点で観てもらえる。
こうなればSTEP1期の対バンライブの出演時間なんてあっという間に終わる。
⑥の人が連れて来てくれた❹の人は⑥によっては共有共感をすでに持って会場まで来てくれるというミラクルもあるっちゃある(笑)
ただこれはライブっていう「観てもらえる」特別な機会。
ある意味で地力があれば、観てもらえればね。
売れれば売れていくほど「ライブを観てもらえない」し「自身のストロングポイントをみせる機会」はない。
だから苦労するのよ(笑)
福山雅治を認知していても歌っている曲を知っていても、生のライブを観たことのない人ばかりだろう。存在を知っていて曲を知っていても実は最高にかっこいい福山雅治を観ていない人ばかり。
あのアミューズのスーパースターですらそんなモンなのに、下北沢で低集客なのにボチボチ売れてる下北沢でライブ活動していたアーティストっぽいフライヤーだったりアーティスト写真(笑)「あっこのバンド、下北っぽい」というのは承認欲求は満たす。だって憧れの誰さんっぽいモン。
だが実はその瞬間にグループ⑤入り(笑)
アーティストが自身でなくマネージメントが付き、プロモーションをはじめると最初に苦労するのはパーソナルな部分の個性。
はっきり言って東京の杉並区や世田谷区辺りで生まれ育ったなんて聞くとがっかり(笑)逆に東京育ちなのに実は青森生まれとかなると、青森のローカル系は全部「あなたの地元のアーティストがデビューしますよ」攻撃(笑)だし
TVのアメトークの「◯◯芸人」なんてまさにそれ。
あれでブレイクした芸人多いのもある意味で当然。
それくらい人は共有共感で好意的スイッチが入る。
まぁ❹については尽きることのない部分。
掘る部分は別機会として、また適当に触れていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?