「デモブックス」というレーベル始めます
今日はひっそりと、しかし、大事な発表をします。
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WORDSは2024年、新たに「DEMO BOOKS(デモブックス)」という本のレーベルを始めます。
DEMOBOOKSとは、簡単に言えば「デモ版の本」です。
ミュージシャンが「デモテープ」を配ってメジャーデビューを目指したように、本のデモ版、「デモブック」を作って自分たちで売りながらメジャーデビューを目指す。
そんな仕組みを作りたいと考えています。
流れはこうです。
まず最初に300から1000部のデモ版の本を制作します。
それをECや一部書店で販売。
デモ版が完売したら、既存の出版社に販売を委託し、全国展開(メジャーデビュー)します。小さく始めて、小さくマーケティングしながら、大きく羽ばたかせる。ベストセラーの登竜門のような存在を目指します。
図にするとこんな感じです。
DEMOBOOKSだからできること
デモブックスだからこそできることはいろいろあります。
1)少部数だから冒険できる
既存の出版は5000部から6000部スタートが普通です。だから、それなりに売れる保証がないと出版にGOが出ません。
デモブックスは300から1000部という超少部数だからこそ、ニッチで実験的な企画も可能です。「なんだかおもしろそう」「いったん本にしてみよう」くらいのノリで本が作れるのは強みだと思います。
2)タイトル変更も可能
販売中にタイトルが変わるなんてことはご法度だと思うのですが、デモブックスなら可能です。
ネットフリックスがサムネをコロコロ変えるみたいに、ヤフーニュースが見出しをコロコロ変えるみたいに、最初のタイトルがいまいち刺さらなかったら、タイトルを変えてみるといった実験もできます。
3)スピード出版も可能
デモブックスは表紙と中身のデザインを全点統一する予定です。
デザインの段階を効率化し、また印刷所と緊密に連携することで、校了から最短で10日後には販売できるようにしたいと思っています。
ロゴとデザインはこんな感じ
いろいろ語ってますが、まだ原稿は揃っていません。
だからフライング気味ではあるんですが、「デモの精神」ってことで、前のめりでどんどん公表しちゃいます。
まず、ロゴはこんな感じです。
かわいくないですか?
そして、本のデザインはこんな感じ。
素敵じゃないですか?
シンプルながらもかわいくてポップでめっちゃいい感じです!!
デザインは「〆切手帳」でもお世話になったOKIKATAの山之口さん。
まだ構想段階なのにいろいろ相談に乗ってくれて、前のめりでデザインしてくださってめちゃくちゃ感謝しています!!
田んぼの向こうの書店で感じたワクワク
子どもの頃、田舎に住んでいた僕は自転車で近所の本屋さんに行くことが楽しみでした。
田んぼの向こうに光るでっかい「本」の看板。
吸い込まれるように入っていくと、いつも新しい本と出会えて、すごくワクワクしたものです。
デモブックスで再現したいのは、あのときのワクワクです。
「世界にはこんなおもしろいことがあるんだ」「こんなおもしろい人がいるんだ」というワクワク。「今度は何が出るんだろう?」というワクワク。うまく言えませんが、そんな感情を生み出すようなレーベルにしていけたらと思っています。
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DEMOBOOKS、最初は地味な展開になるかもしれない。途中、諦めそうになるかもしれない。それでも僕は止めないつもりです。
なぜなら、これは伝説の始まりだから。伝説になるレーベルだからです。
動きがあったら僕のXにてご報告しますのでぜひフォローしてください!
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【著者募集(他薦)のお知らせ】
「デモブックス」では著者候補を募集しています。ただし当面は「他薦」とさせていただきます。詳しくは以下のフォームをご覧ください!
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