心が発する一念

何かをしようと思うときにはたらくのが心です。だから、「今、この瞬間に思っている」のが心なのだと分かります。このとき、今の心を示す一字が今の心と書く「念」です。「念」は、もともとものごとをしっかりと記憶するものという意味です。または、ひたすらに心に深く思いこむ(または観察する)ことを「念」と言います。今、この瞬間に思っているから「念」と言うのです。

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