ビジネスで生きている言葉 #6 四端、窮理、他は是吾にあらず、冷暖自知
11 自分の中には清浄なる心がある=四端の道徳と窮理
四端(したん)の道徳→今一度、道徳の心を振り返る
人として守り行うべきものを道と言い、守り行っている状態にあることを徳と言う。このように言うと、なんとなく分かったように思ってしまう。そうではなく、しっかりと理解すべきだ。
そこで古人は、道徳をより分かりやすくするために、仁・義・礼・智の四徳を説いた。さらにもう少し分かりやすくしようと思った孟子 (もうし)は、それぞれに端緒(たんしよ、糸口)としての例を挙げた。