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40代のサッカー指導者がカナダのサッカークラブと契約した話-④球拾い→テクニカル担当。

またチームに関われる時間がやってきました。選手の数人は、初めまして選手もいたので、まずは相手を知る(1性格2バックグランド3サッカー能力)ところからの作業。ヘッドコーチの彼はPacific FCの個人分析もやってるので、忙しそうでした。彼は、イギリス人で当時はまだ永住権を申請中でした。そんな彼と2ヶ月の試験期間がスタート。以前は、球拾いのみ⏬

このクラブは、カナダでは珍しく?!攻撃時は、昔のバルサみたいなことをやりたいと願うので、練習にもテクニカルが多く取り入れられています。ちなみにテクニカルとは、日本でいうところのパス練と捉えていただいていいと思います。

今回は、ヘッドコーチも忙しい+少しは受け入れられたのか、そのテクニカルを主に担当していました。そこでの学びは、やはり「意図、状況設定、共通ワード」の大切さですね。なぜそのアクションが入り、どこのどの状況かを簡潔に短く伝えるってことです。私たちの扱っている選手は、それを伝えないと、少し横にステップすればオープンにタッチできるのに普通にきたボールに反応するだけ(笑)でも、対人形式になると、状況に合わせて適切なオープンタッチができるんですよ(不思議)でも質はもっと上げないとなんですが。そこでよく取り入れたのが、プレッシャーを受ける中のパス練でした。今でも、試行錯誤しているのが、攻撃時・ボール非保持者がフリースペースをとる・入るタイミングのパス練ですね・・・。(良いのがあったら教えて下さい)共通ワードは、便利ですね。一度、選手たちが理解できると瞬時にプレーができ、こちらもプレー中にコーチングがクイックにできるので。そして、トレーニングを進める上でこれがあり助かってます。
詳細は、昔のバルサです、Viva la vida時代です。

Principles of Play

ということで、テクニカル担当になり、たまに全てのセッションをやったり(彼がトップで来ない日は)そんな私にとって我武者羅な日々で正直、記憶がありません。メモをとるタイプではないので、記録はありませんが、経験と実録は身体に染み付いています。

次回は、「⑤2枚だけの契約書。」でnoteします。

何かのキッカケなnoteであれば幸いです。
新井貴之

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