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ヒトも石も一緒

石はね、転がることで角が取れて丸くなるんだよね。さらに多くの石と交わることでさらにその角が丸くなることもあるよね。

ヒトも同じ!
転がらずに、ほかのヒトとも交わらずにいればいつになっても角は取れずに尖がったまま。

石が坂道を転げ落ちるとき、緩やかな坂よりも急な坂のほうが転がりやすくて角が取れて早く目的地まで行くよね。緩やかな坂だと途中で止まってしまったり目的地まで行くために時間がかかってしまうよね。

劇的なことがあればヒトは極端に変われるということ、普段通りの生活であればなんとなくでしか変わるチャンスがなく時間がかかるということ。

プラスチック(保護者)に守られて自分で転がること(自立)をせず、させてもらえず、交わったとしても一つの面でしか交わらず、させてもらえず、他の面はプラスチックに守られていれば角は取れないもの。こういう石(子ども)はいつになったら反抗期という角が取れるんだろうね。

石をカバーする見えないプラスチック、石がこのプラスチックに守られて転がってもプラスチックはさらに丸くなるけど、石は丸くならない。プラスチックは転がりすぎれば、曇り始めるんだよね。石が外をみれなくなるように。。。

でもね、転がり続け、擦れれば、いつかプラスチックは割れることもあるんだよね。

反抗期という角を取らずに年月が過ぎてからこのプラスチックが割れてしまうと。。。さぁ大変だ!!!
このプラスチックが割れた途端に石は曝され、同じ年月を転がり生きて丸くなった石と一緒に転がり生活しなければならない。自分で転がらなければならない時期、うまく転がれない、どうしたらいいんだろう。足掻いても転がることすらできない。誰も転がしてくれない。坂道を転がることも怖い。またプラスチックの中に入りたい。。。引きこもり。。。大きな石が。。。まわりの石が。。。坂道が。。。言い訳を考え、プラスチックに包まれる。。。

プラスチックが丈夫で割れずに曇りを濃くしていけば、ずっと外の世界を見ることもできずにずっとプラスチックの中。。。「残念」と思うのか、「いいなぁ」と思うのか、それは人それぞれ、いつかプラスチックは割れるか、擦れてなくなるけどね



丸くなった石も大きすぎる衝撃を与えてしまえば割れるということを私たちは忘れてはならないだろうし、年月が経てば石は割れるときが来るということ。


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