大事なものを作るのは時間がかかる
数日前の記事で、「信頼がお金になる」という内容の話をしました。お互いを信頼することで、苦手とするところを信頼している方にお願いするという、取引が生まれる。(取引って言葉を使うと安っぽいですが)
お互いがビジネスしている者同士であれば、これが「信頼がお金になる」の1つの形になると思います。
今日は「ではどうすれば信頼関係ができるか?」について、お伝えしたいと思います。
いまさら説明しなくてもわかることだと思いますが、信頼関係を構築する方法は「どれだけ一緒に時間を過ごしたか」です。時間にすると100時間くらいってなにかの書物に書いてあった記憶があります(すみません、忘れました)。もちろんそうじゃない場合もありますが、基本的にはこれ。
初見で会って、いきなり100時間も一緒にいることはほとんどないので、何回か会うことが前提になりますね。何回も会う、つまり接触頻度を増やすことが大事です。
お互いがよほど気が合わない人という場合でない限りは、相手とちょっとずつ間合いをつめていくことになります。相手にもよりますが、「ちょっとずつ」です。
たとえばランチを誘う時、ただ単に「今度ランチしませんか?」ではなく、「〇月〇日、午後からアポがあるんですが、その前に1時間だけランチ行きませんか?」
こうすると時間が制限されているので、相手も精神的負荷が軽くなります。終わりがいつになるかわからないものに誘われるより、終わりが見えている誘いの方が返答しやすいのです(とくにまだ信頼関係ができていない時は)。
それからちょっとずつ接触頻度と時間を増やしていき、信頼関係を構築していきましょう。話をする時も、自分の話は聞かれた時のみ話し、基本は相手の話に耳を傾けるといいです。
信頼関係の築き方は人それぞれあるでしょうから、ここでは深く言及しません。あとは相手が開催するイベントなどに積極的に参加することも有効ですね。参加して手伝いまでするとなおよいかもしれません。
こうして積み重ねた信頼は、後々大きな資産となります。「急がば回れ」ということわざがあるように、大事なものは時間をかけて育んでいきましょう。
ただし信頼はちょっとしたことで一気に吹き飛ぶ可能性があるので、その点だけはお気をつけあれ(前に記事にも書きましたが)。
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