ゼネラル・ミルズ【GIS】の配当金と増配状況
こんにちは、たかやん(@milesensei33)です。
この記事ではアメリカの大手食品メーカー、ゼネラル・ミルズ【GIS】の配当や増配状況をまとめます。
ゼネラル・ミルズは2020年も増配を発表しており、四半期ごとの配当が0.49ドルから0.51ドルになり、年間配当は1.96ドルから2.04ドルになっています。
状況をまとめると以下の表のとおりです。
四半期配当:0.51ドル
年間配当:2.04ドル
増配率:4.1%
配当利回り:3.34%
連続増配年数:0年
配当利回りについては、2020年10月20日の終値61.12ドルで計算しています。過去の実績やその推移を詳しく見ていきます。
過去の配当実績
過去の実績を表でまとめると以下のとおりです。権利確定月をベースにしています。
Dividend.comのデータから表を作成しました。2001年は1株あたり0.1375ドルの配当でしたが、2020年にもなると1株あたり0.51ドルに増配されています。
権利確定月と配当月
ゼネラル・ミルズの権利確定月と配当金支払い月は以下の通りとなっています。
権利確定月:1・4・7・10月
配当金支払い月:2・5・6・11月
配当金の支払いは基本的には上記となりますが、処理の状況により翌月となる場合があります。
権利があればもらえることに変わりはありませんので、特に気にしなくてもOKです!
年間の配当金額と増配率の推移
年間の配当金額と増配率の推移をグラフ化してみました。
少し見づらいかもしれませんが、順調な増配が続いていますね。2020年の配当金額の増配率は、1.02%。
2001年以降の増配率を見ると、初期は0%で推移してその後2004年から5%以上の高い増配率でした。
しかしその後、2017年に5%を切ったあとは増配が見送られた年もありました。
最新の増配率はやや低めな感じはしますが、保有者としては配当金が増えることに越したことはありませんね。
年間配当金額の推移(期別内訳あり)
年間の配当等金額の推移を期別内訳付きでグラフ化しました。
2001年からのデータです。初期2002年までは配当維持でしたが、その後は基本的には増配が続いています。期別の内訳を組み込んでも綺麗な増配傾向が続いていますね。
配当月別の配当金額とその推移
配当月ごとの金額推移をグラフ化しました。配当月は権利確定月ベースとなっています。
基本的に毎年増配しているので、ほぼどの月も綺麗な右肩上がりのグラフです。2017年あたりから増配がストップしましたが、配当は維持されていたので直近では横ばいのグラフになっています。
株価と配当利回りの推移
株価の配当利回りの推移をグラフ化しました。2001年から2020年10月頃までのチャートです。
2001年以降の平均利回りをオレンジ色の線でひいていますが、リーマンショック後あたりから株価が上がっています。ただ、増配の影響もあり利回り自体はそこまで下がってはいませんね。
2020年3月の暴落局面では、利回りが上昇する場面がみられましたが、その後は株価は上昇。現在は2001年以降の平均利回りぐらいの水準です。
ゼネラル・ミルズ【GIS】は主要なETFに組み入れられているのか
ゼネラル・ミルズは主要な人気米国ETFに組み入れられています。具体的には以下の通りです。
HDV
VYM
VTI
VOO
その他の人気高配当株ETF、SPYDには含まれていません。以前は含まれていたのですが、株価の上昇に伴い利回りが低下したことで除外されてしまいました。
年間配当金額で計算する株価と利回りの関係
現状の年間配当金額、2.04ドルをもとに株価と利回りの関係を表にしました。例えば、現在の株価が62ドルであれば、配当利回りは3.29%となります。
まとめ
今回はゼネラル・ミルズ(GIS)の配当金や増配状況についてご紹介しました。ゼネラル・ミルズはこれまで長年にわたり増配が続いてきましたが、2017年頃にストップ。
2020年に増配され、連続増配は再度始まったばかりです。
大手食品メーカーということもあって、感染症の影響を受けた巣籠もり消費の需要が増加したため、その恩恵を受けた形となりました。
感染症の状況には、皆様注目していますし、今後もこのゼネラル・ミルズの業績には注目していきたいですね!
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