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ベライゾン【VZ】の配当金と増配の状況
こんにちは、たかやん(@milesensei33)です。
この記事ではアメリカの通信インフラ会社、、ベライゾン【VZ】の配当や増配状況をまとめます。
ベライゾンは2020年も増配を発表しており、四半期ごとの配当が0.615ドルから0.6275ドルになり、年間配当は2.46ドルから2.51ドルになっています。
状況をまとめると以下の表のとおりです。
四半期配当:0.6275ドル
年間配当:2.51ドル
増配率:2.0%
配当利回り:4.38%
連続増配年数:16年
配当利回りについては、2020年10月19日の終値57.3ドルで計算しています。過去の実績やその推移を詳しく見ていきます。
過去の配当実績
過去の実績を表でまとめると以下のとおりです。権利確定月をベースにしています。
Dividend.comのデータから表を作成しました。2001年は1株あたり1.54ドルの配当でしたが、2020年にもなると1株あたり2.4725ドルに増配されています。
年間の配当金額と増配率の推移
年間の配当金額と増配率の推移をグラフ化してみました。
少し見づらいかもしれませんが、順調な増配が続いていますね。2020年の配当金額の増配率は、2.06%。
2001年以降の増配率を見ると、初期は0%で推移してその後2010年から2〜3%程度の水準で落ち着いていますね。
保有者であれば2%の増配は嬉しいのですが、若干物足りないのかなーなんて思ったりもします。
年間配当金額の推移(期別内訳あり)
年間の配当等金額の推移を期別内訳付きでグラフ化しました。
2001年からのデータです。初期2004年までは配当維持でしたが、その後は増配が続いています。期別の内訳を組み込んでも綺麗な増配傾向が続いていますね。
配当月別の配当金額とその推移
配当月ごとの金額推移をグラフ化しました。配当月は権利確定月ベースとなっています。
基本的に毎年増配しているので当然といえば当然なのですが、どの月も綺麗な右肩上がりのグラフですね。
株価と配当利回りの推移
株価の配当利回りの推移をグラフ化しました。2001年から2020年10月頃までのチャートです。
2001年以降の平均利回りをオレンジ色の線でひいていますが、2010年前後に株価が下がり、利回りがかなり上昇しています。
その後は株価は緩やかに上昇。配当利回りは横ばいで推移しています。
2020年3月の暴落局面では、利回りが上昇する場面がみられましたが、その後は株価は上昇。現在は2001年以降の平均利回りを下回る水準です。
ベライゾン【VZ】は主要なETFに組み入れられているのか
ベライゾンは主要な人気米国ETFに組み入れられています。具体的には以下の通りです。
SPYD
HDV
VYM
VTI
VOO
DIA
その他の人気高配当株ETF、SPYD・HDV・VYMに含まれています。高配当株投資家に人気の銘柄だと思いますし、個別でも保有されている方はいらしゃると思います。
そしてHDVはかなりの割合で組み込まれていまして、トップ10内です。
年間配当金額で計算する株価と利回りの関係
現状の年間配当金額、2.51ドルをもとに株価と利回りの関係を表にしました。例えば、現在の株価が40ドルであれば、配当利回りは8.60%となります。
まとめ
今回はベライゾン(VZ)の配当金や増配状況についてご紹介しました。ベライゾンは15年以上も増配を続けている企業。
ベライゾンは、配当性向もそれほど高くはありません。ただ配当利回りは4%台と高配当ながらも他の個別銘柄に劣ってくる面もございます。
高配当株投資では、ただ配当が高いだけではなく安定的に配当が支払えるかもポイント。その点ベライゾンは通信事業という参入障壁が高いビジネスをしているので、比較的メリットだと思います。
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