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何が大切なのか

先日、子供達がサンタさんに欲しいものを書いていました。中身はもちろん見ない(と、いうてい)で、真剣に書いていた娘の手紙は、2通入っていました。ちなみに娘は6歳ですが未就学児、やっと字が書けるようになりました。

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1枚目:さんたさんいつもぷれぜんとありがとうございます

まず毎年の謝意から。当たり前ですが、私の小さい頃はそんなもん書きませんでした。第一学び。ありがとうございます。大事ですよね。

2枚目:ままが わたしたちお(を) しんぱいしない しごと おねがいします おかねお(を) ください

私は現在求職中です。交通手段の規定が変わった事からの、ほぼほぼ解雇に近いものだったのですが、自主退職にさせられて理不尽さも手伝ってふてくされていた私は、なかなかうまく行かなくて、ここ2ヶ月くらい子供たちに当たり散らかしていたような気がします。娘の保育園の求職猶予は2ヶ月間。仕事を選べるような身分ではない事もわかっています。でも、なにか続けられる、やりがいもある仕事がしたいと思って探しているところでした。

夜中に、プレゼントの把握をするために開いた後、しばらく動けず、固まり、号泣しました。

それ以外の手紙はありませんでした。

「ちゃあんと、欲しいおもちゃ、書いたからサンタさんに早く読んで欲しい!」

読みましたとも。そしてその小さな可愛い嘘がめちゃくちゃ切なかったです。

頑張ろう、仕事ちゃんと、まじで。

子供にこんな気を遣わせる事させてるようじゃ親は務まらないなと思いながら、申し訳なさと、それから、そこまで気遣いが出来るように育ってくれている事、純粋に自分の為ではなく人の為に願える心が芽生えている事に嬉しさも感じました。早い早いクリスマスプレゼントでした。

本命のおもちゃをなんとかうまく聞き出して、ちゃんとクリスマスに置いておけるようにしようと思いました。うん。がんばっぞ

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