コミュニティ施策が当たり前になる時代に
CMX Summitの録画視聴(ReShine)、Richard Millingtonのパートの要約になります。
Community Everywhere
もはやコミュニティ戦略は特定のプラットフォーム中心には考えられない
コンテンツ創出の限界費用が下がり民主化されたことで多くのオーディエンスを様々な場所で獲得できる
伴い、コミュニティ(に対するオーディエンスによる関わり方や好み)が再定義され、今までは優先順位の問題でフォーカスされていなかったユーザーセグメントに対して我々はアプローチしていくことになる。今まではSuperfan、Lerners、Support-seekersに主にアプローチしていたがこれからは全て
実際自分がこれまで犯した過ちは、「それはコミュニティではない」と方々で指摘するのに多くの時間をかけてきたことだ
陸の孤島で主張したところでそれとは関係なく時代は変わる
アドレスする業界・産業のエコシステムが変わっているかどうかに敏感でなければならない、
これまでは主にコミュニティ戦略は、各業界のエコシステムが一定である仮定のもと、それに最適化したり都度修正したりしてきた
これからはエコシステムの変化に併せてコミュニティ戦略をそれに適応させる仕事の比重が大きくなるだろう
だからと言って全てのプラットフォームのユーザーとエンゲージするということかというとそれは違う
(あるブランドや組織の総合的な)オーディエンスのサイズ、オーディエンスの繋がり方、 エンゲージメントのタイプ、その場におけるエコシステムの成立度合いによって採るべきコミュニティ戦略が変わる
1.Central Q&A
ユーザーサポートコミュニティ
回答はあるはずだが人間に探せないような疑問の解決はAIに任せていく
重要なのは(ユーザーサポートにおける)カスタマージャーニーにおいてコミュニティを(他のサポート手段とともに)どこに配置するかをきちんと意識・設計すること
2.Integrated Community
アカデミー、ディスカッション、ナレッジベースなどの組み合わせ(いわゆるコミュニティサクセスプラットフォームでのアプローチ)
3.Hub and Spoke
中心となるプラットフォームとそれに接続するプラットフォームを複数構築
4.Leader led community
オーディエンスのリーダーをエンパワーメント
彼らは異なるプラットフォームで異なる方法でユーザーたちとエンゲージしている
こちらが一つのプラットフォームで同じやり方で彼らをサポートしてもワークしない
彼らがどんなやり方でユーザーをエンゲージしているかを特定し、それをサポートする(彼らはUdemyにいたりTikTokにいたりする)
彼らをより優れたリーダーにする(例:wikimedia:https://wikimediafoundation.org/participate/)
価値合理的なリワードの選定
まとめ
オーディエンスが好むコミュニティへの関わり方は変化している
争うのではなく、その好みを受け入れるべき
満足させるオーディエンスのニーズを特定した上で、その後に最適なプラットフォームを選択する
エコシステムの成熟度に合わせたアプローチをとること
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