「誰得記事」(もしかしたら公式のごり押しに伴って)統率者を始めるであろう人へ

ブレイヤのnote書くよりもこっちのほうが筆進むかもしれないからこっち書くわ

前にこんなこと書いてたけど、最近の統率者へのごり押しに少し辟易した感じのことを言ってたわけだが、基本的に統率者を始めることに関しては別に否定しない人間だと言っておく

今なら統率者のスタンダードセットみたいなものが公式で売り始めてるみたいだからこれを買って統率者遊ぼうという人も増えるだろう。

しかしながら統率者の勝率は大体調子よくても25%、4回中1回勝てば万々歳なのである。2回勝ったらすげぇって言われる、3回、4回と勝つようなら多分それは自分が強いのではなく「デッキが周りに合ってない可能性がある」と言っても過言ではない。
統率者にはデッキレベルというものが用意されている、公式のレベル定義に関してはぶっちゃけ曖昧過ぎてわかりにくい部分があるけどここではデッキレベルに関してはこういうデッキはレベル幾つとか書く気は多分ないのだが、あまりにもデッキレベルの擦り合わせが悪いと負けるほうは嫌な気分になるし、勝ってるほうも段々と飽きてしまう可能性もある。
これが最初に示した勝率に絡むのだが、同じ卓で3,4連勝してるってのは多分だけど「勝ってるプレイヤーが再現性の高いコンボを使う=同じルートで勝ってる」か「単純に個々のカードパワーが強くて勝てない」のいずれかだと思う。どっちにしてもデッキレベルが合ってないと言われても文句は言えない。
(勝つのが楽しい人はそんな飽きるとか思わないだろうけど、これで相手のデッキレベルを悪く言うなんてことは絶対にするんじゃないぞ)

「統率者神決定戦とかは勝ちまくってる人がいるじゃねぇか」とか「タイトルホルダーじゃねぇのに何言ってんだこいつ」って言う人もいるだろう。確かに俺は何も成績も残してない雑魚な事くらい俺がよく知ってるのでその発言は舌の上で転がして飲み込んでもらいたい。

某神決定戦や、某人類最強等、勝つことを前提にした俗にいうcEDHなんてのがあるが、こういうのは何度も試合すると言っても面子がコロコロ変わることもあるし、卓の順番によって有利不利なんてのもあるので、ここで全勝してる人がいると言われるが、これは別にデッキレベルがあってないというのではなく。面子の相性、順番等いくつかの要素がドンピシャにカチ合ったからできたと俺個人は思ってる。

今回の記事はあくまでも神決等のような上位レベルでの勝ち方なんてのは全くなく(そもそも俺はそういう知識を持ってないので)、統率者を始める人たちに少しでも統率者を楽しめる用にするにはどうすればいいのかを私のような未熟もんが一生懸命に説明、というかぶっちゃけて自己満足しようという記事だということだけ言っておく。
note書く時なんて募る話をぶちまける位しかないもん

効率のいいプレイをして回転率を上げる

統率者はデッキレベルやデッキコンセプトによって差はあるが、1ゲーム毎に時間を食うことが多い、恐ろしいほどの時間泥棒である。
統率者は制限時間無しだが物理的な時間(店や会場の営業時間、プライベートな時間)が存在する以上1ゲームを数時間やるのは流石に過酷だし、下手したら苦行になることにもなる。そんな状況でも楽しいと思えるのは多分その人がほぼ勝ち確な状況だとおもうので無理に延命したりしないで敗北を受け入れたほうがいいと思いますよ

統率者をやってる時にしろ卓に座ってない状態いわゆる「ベガ立ち」してる時にしろ統率者戦を見てるとすげぇ悪い言い方すると「その時間もったいねぇなぁ」なんて思うことが多々ある。無論手札が見えてない状態でもあるからもしかしたら手札次第で長考する必要があるかもしれないけど、俺自身が統率者やってて時間が勿体ねぇなぁって思うことを何個か羅列する。当然ながら俺はこういった事に勿体ねぇなぁとは思うけど、それを口に出したり、文句言ったりは極力言わないようにしてるので悪しからず。

1.息詰まる徴税の支払いを引く前に考えちゃうor引いた後に徴税を忘れてうーんうーんと悩む

そもそも徴税の誘発は引いた後なので、徴税が置かれたらまず今の手札を見て事前にある程度考える事。そのあと引いた後誘発で引いたカードだけを見て考えておけば手札のあれこれと考えなくても済むはずだ。これは黙示シェオルや、地獄界の夢等ドローした後に誘発するカードが置かれたときも同じように考えられるので片隅に覚えておこう。

2.レモラ、リス研、歩哨の誘発の存在を忘れてプレイした後で巻き戻しが発生する。

どれもこれも払わなかったら確かメイドローなのでぶっちゃけ誘発忘れたニャで済むと言えばそこまでだけど、そうなるとなんでそれ置いたの?ってなりかねないのでドローしておかなきゃいけないことがあり巻き戻ることもまれに起きる。無論そんな優しくせんでもとは思うけど、置いたならわかるようにしておいた方がいい。変な禍根残してだらだらやるのは楽しくないし

3.自分のターンでやることを自分のターン中に考えてしまう。

勘違いしないでほしいのは自分のターンに大量ドロー等が通ってアドバンテージがぶっちぎりになッタ後に勝ちルートを考えてる長考はウェルカムである。
俺が言いたいのは自分のターンにできることややることは相手のターン中に考えて、まとまったら自分のターンには考えたルートをプレイする。俺もシャカパチするくらいなら手札をテーブルの上に置いて次のドローが何かなぁ位しか考えてないときがあるが、そういうときは手札のカードは頭に入れてるからとも言える。

重大な局面以外のプレイは手なりでプレイする。

人のターン中は自分のターンが来たら次はどう動くというのを考える。

この2つは頭に入れてもいいかもしれない。
打ち消しや除去を構える場合は構えれるマナだけを残すプレイをすればいいかと。

4.自分のデッキ内部で起きうるであろう状況を把握しなかった結果、シナジー事故で自分でどう動けばいいかわからなくなる。

自分でも何言ってるか分かりにい気がするが簡単に言うと「変なPAでちゃう!」とか「チカラが制御できない!助けてくれぇ!」とか「みんな逃げろ‼‼デッキが爆発する→ほわあああああ!!!」みたいな感じである。
自分の使ったカードと相手の使ったカードによって化学反応が起きてマジでどうしようってなることがあるがそれはもうそうなったら仕方ねぇよってなる。
(例:自分の戦場に新ヴォリンクレックスがいる状態で相手がレモラや9つの命をおいたり、献身ドルイドやら頑強、不死持ちを出す。等)
それが自分のデッキ内で起きた結果泥沼になったりマゴマゴしたりするのは流石に勿体ない。俺もたまによくわからんプレイングするけどあんまり揉めるような末路にはなってないかな。
特にコンボギミックが独特で難しいギトラグの怪物、ぶん回るとスタックスクリーチャーやらロード持ちがわらわら出てきてダメージ計算が面倒くさくなるウィノータ、スタックス系の置物ワラワラ系の統率者等たまに暴走して自滅とかスタックの積み方がむずすぎて頭が混乱することがあるのは仕方ない。
しかしながら門矢士じゃないんだから無勉強で統率者デッキをろくに回さずに「だいたいわかった」式で統率者を使うのは厳に慎むべきだと思う。全員が似たような遊び方するならまぁワクワク感はあるから構わないかもしれないけど、一般的な統率者でそれされると流石に扱いに困るのが正直な意見である。

何度でも言うがこれを押し付けたり強要したりするつもりは全くないが、もしこれを見て思うところがあったら少し考えてくれれば幸いである。次からは効率のいいプレイとはどうすればいいのか?ということを述べていくが、どれもこれも多分統率者をそれなりにやってる人は多分当たり前にやってることばっかりだと思う。大切なのはこれらを知って行動したところで強くなるとかじゃなく「ストレスなくプレイすることで余裕が生まれ、相手のデッキを研究できるようになれば統率者の腕は上がるし、自分のデッキを学ぶことができる」という亀仙流をオマージュした感じになれば幸いである。

統率者をやるうえでやっておいた方がいいこと(デッキ構築~実践前)

1.自分の統率者、デッキの中に入ってる99枚のカードを全て把握する。

読んで字の如くの意味である。把握する範囲としては採用カードの名前、マナコスト、効果、クリーチャーならスタッツも含めて全部覚えるのが理想である。
ストロング君みたいな悲鳴が出てきそうだけど自分の組んだデッキ位自分が詳しいのは当たり前だし、自分が詳しくないとルールの相違によってあらぬ禍根につながる恐れもある。

例えば私がやらかした勘違いとしてはシルヴォクののけ者メリーラの効果はそもそもカウンターを置くことすらできないので献身ドルイドで無限マナができないということ。あくまでもカウンターを置くまでがコストなのでそもそもそれができないときは起動すらできないのである。ちなみに無限頑強はできるのでご安心を、なんでこんなことになったかと言えばカルドヴォリンを統率者にしたデッキを組んでてカウンターで何かするカードを探してた時にこれええやんでメリーラを突っ込んだのが今思えば間違いだったと思う。

こんな風にデッキのカードを把握してないとシナジーしてそうで全然シナジーしてないなんてこともあるし、新弾で新しいおもちゃを見つける観察眼にも影響するので自分のデッキ位は全部把握する必要がある。
もしそれでも全部覚えられねぇよなんて言う人はとりあえず自分のデッキの中身を役割別で分けて考えるのはどうだろうか?
例えばデッキのカードを
マナ加速要因、リソース確保要因、妨害要因、フィニッシュ要因と分けそこにぶち込んでいくのである。公式の統率者デッキレシピでも役割毎に記載されてるとわかりやすいだろ?俺もこれに近い感じでデッキを覚えるようにしてる。統率者デッキが8個ほど作っており、前に某店舗にEDHをやりに行ったら「そんなに複数デッキが合って回せるんですか?」と言われたことがあるが、ある程度中身がわかってれば実戦で思い出していくので回すのに苦労はあんまりしないというのが俺自身の考えである。

2.採用カードのルールや裁定をしっかり覚える

1と被るところかもしれないが、こっちは簡単に言うとプレイする時にカードの効果を的確に説明できるようにするといったところだ。自分自身がカードの効果や裁定を自分でちゃんと調べて、出したときに淀みなく説明できるようにしておくべきだ、なんなら出したカードの効果次第では対戦相手が新たな発見につながる可能性もありwinwinな関係にもつながる。
カジュアルな場所とかでジャッジがいない所にもなると自分たちで調べたりすることになると時間を浪費するのでしっかり覚えるように努めておきたい。

3.一人回しを徹底的にやる。

当たり前すぎてだれも言わないだけでこんなの声高に言ってると恥ずかしくなるが一人回しは必ずしたほうがいい、試運転的な意味でも、デッキの機嫌確認的な意味でもやった方がいい。最初の7枚でマリガンするか否かを判断するのも大事だけど、一切の妨害がない状態だと何ターン目には勝ちに行けるなというタイミングを覚えておくこと。現実の試合じゃ妨害が飛び交うのでまず何も干渉されない状態で回してデッキの感触を学んでおかないと、妨害札の中にはデッキが完全に詰むようなものを通した結果完全に死に絶えたあげく撲殺されるとかもザラにある。
一人回しを通じてこのデッキのメインの動きはなんなのか?
どんな呪文を多く唱えるのか?手札にあるコンボパーツから何を探すのがいいのか?等々。一人回しでも考えることは御多分にあるのでしっかりやってデッキの理解度を高めよう。

統率者をやるうえでやっておいた方がいいこと(実践編)

1.プレイする内容を口で話しながらプレイする。

例えば自分の手札にフェッチランドと太陽の指輪、印鑑等2マナファクトがあるときなんかは、「フェッチ切ってアンタップインで出してソルリン、秘儀の印鑑だしてエンド」という風に宣言してフェッチをタップしてというように打ち消す意味がそんなにないような行動をとるときはある程度過程を省くようにしよう。1マナで特に動かないのなら「フェッチ置いてトライランド置いてゴーです」と宣言して次のターンまでにフェッチを探すようにするというように省けるであろう動き、プレイングは口で説明しながらやるようにしよう。他色デッキだと何色がいいかなぁみたいに悩むときがあるが、手札のカードと相談してさっさと決めたほうがいい。

2.次の自分のターンの動きをどうするかは対戦相手のターン中に決めておく

統率者は対戦相手が3人もいる以上自分のターンが回るまでの時間が長い。相手のターン中に自分の手札内でどう動くかをあらかじめ考えておくこと。
ドローしたカード次第だけど大体今引きとかするのは稀なので、ドローしたカードの事を考える前に自分の手札でできる事から考えよう。そして何もできないのであれば手札をテーブルに伏せて相手の盤面を見るのでも多分遅くはないと思う。

3.追加払いは口頭で発言してから行う。

リス研やレモラ、歩哨といったカードであれば「○○税込みでキャスト」というように発言しながらマナを払って唱えよう。んなもん当たり前だ。
なんならリス研やレモラを置くときも目立つところに置いて視認性を上げておこう。
俺なんかは息詰まる徴税も払う払わないをドローするたびに聞くのが面倒なので目立つところに置くのと「宣言がなければドローするたびに宝物置きますね」と言うようにしてる。
徴税にしろリス研にしろおかれた状況下で大きく動くときは「全部払わないからドロー(宝物)どうぞ」といって唱えることもあるがドローさせるカードは場合によっては打消し等が飛んでくるので気をつけよう。

終わりに

拙い文章でだらだら書いたら疲れた

統率者をこれから始める人や、初めて日が浅い人たちの目にわずかでもとどまるなら幸いである。
当然ながら今回書いたのはあくまでも俺個人が思った事を書いただけなので100%これを真に受けないでほしいし、
当たり前だけどこれを他人に押し付けないでもらいたい。
あくまでもへぇこんな意見もあるのか位にしてもらえるとありがたい。

俺なんかよりも強い統率者プレイヤーはいっぱいいるのでそういった人たちから(迷惑じゃなければ)色々聞いてみるのもいいだろう。
俺がもし聞かれた場合は多分このnoteに書いたことを言うだけなので悪しからず。そもそも最近このnoteに書いたことを100%実行できてるか怪しいもん

もしどこかで私と統率者をやることがあればお手柔らかに頼みます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?