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MTGレガシーデッキ譚 僕がデュアラン欲しくなった理由

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EDHの記事ばっかり書いてる人間がおもむろにレガシー記事を書くかって思い立ったのは最近レガシーをやる頻度が増えてきたのもあるけど、最近レガシーイベントが話題になると「デュアラン持ってないからデッキ組めなくてイベント出られない」という話がちょくちょく出てくる。というかモダンのチャンピオンズカップ予選イベントとかでも似た感じの話を聞いたことがある。

まぁ可愛いよなこれの為にモダン行く価値は十二分にある

私自身最近は対面でマジックをやることが何よりも楽しいと思えるようになっており、この手のイベントに関してはモダンに関してはそれなりのデッキを持ち込んで挑んだ、対戦相手からはすげぇデッキだとほめてもらったしな。んでレガシーの話になるわけだが、最近のレガシー復帰のきっかけになったのは「地元の店で水蓮の花びらがもらえるレガシーイベントがあるぞ」ってのが一番だと思う。このイベントをきっかけに何名かがレガシーのデッキを組んできた人が多く、こういうのを見てると「値段が高くて遊べない」というのは多分レガシーができない理由の中で最も楽に言える言い訳だから「その言い訳にはほぼほぼ賛同できないなぁ」というのがこの手の意見に対しての正直な返答である。

そして私がレガシーで使用してるデッキは俗にいう「死の影」デッキと呼ばれるものである。
そうよく「ショックランドだけで組めるレガシーデッキ」とか「デュアランが下位互換になる希有なデッキ」なんて言われるデッキである。「ショックランドで組めるから初めてレガシー遊ぶのにお勧め」なんて言われることもあるな、とはいえだ、俺自身が握ってて思ってるのは
「そんな甘い理由で握らないほうがいいぞ、使えば使うほどデュアランが欲しくなるし、あと値段理由ならもっと別の自分に合うデッキを考えたほうがいいよ」と思ってる。

このnoteではそんなおっさんが死の影デッキを握ってやってくうちに感じたこと、なんでデュアランが欲しくなったのか、を書きなぐる。そしてデュアランは持ってりゃ嬉しいただのコレクションではないことを教える。(コレクション目的なら黒枠とかNMとか位にしといたほうがいいとは思ってる)

「死の影」デッキとの出会い。

私がこのデッキを組む、、、もとい手に入れようと思ったのは第3期ラヴニカ来訪辺りだったはず。エンダルさんの店で売られてた構築済みレガシーデッキを見たのが始まりと言える。
私自身カード資産なんてたかがしれており、ショックランドが付いてるというのもあって買ったのが理由の一つではある。結局スタンでそのショックランド使ってないけどな

恐らく昔組んでたデッキが今だとなんぼかなぁって調べるために登録してたっぽい。ちなみに言うとこのデッキ購入当時はギタ調が入ってたが「ギタ調禁止なので悪霊入れれば使えますよ~」みたいに言われて通りの悪霊に変えたのがこれである。見ての通りのクロックパーミッションであり、デルバーやヤンパイを置き、消耗したカードをアンコウの種に、ダメージを追ってボロボロになったらでっかい死の影でどつく、そんなデッキだった。「陰謀団式療法を打ってヤンパイのトークンをサクって2発撃つ」「思案諸々でデッキトップ操作して最速デルバー変身」「ブレポンフェッチ」レガシーでよく見かけるであろう王道ムーブができるデッキだった。このデッキを購入したのち何度か遊んではいたが、プレイする人が少なくなり、フェッチやウィルは統率者デッキに流れていったのは言うまでもない。
その後の敬意はうろ覚えだが、ディスコードでレガシーができる鯖があるのでそこでちょっとやったくらいである。

ラガバン来訪、レガシーの再開

その後のレガシーに関してはなんとなく話を周りから聞く程度の知識しかなく一時は「アーカムの天測儀」によって冠雪基本土地が強くなり、「レンと六番」によって土地嵌めがはびこり、土地単デッキにレン六とオーコの最強コンビだけ入ってるなんてのがあったりしたらしいが、多くのカードが禁止になって幾星霜たち、モダンホライゾン2にてあいつが出てきた、
「敏捷なこそ泥ラガバン」である。

誰かが言ってたこいつは死儀礼のシャーマンだと

こいつでトップを捲られるともう地獄みたいな状況になる。これと濁浪の執政によってURデルバーは嘗ては黒をタッチしなきゃいけなかったグリクシスデルバーと遜色ない動きができるようになったと言われてる。
私自身興味はなかったがパックでラガバンが揃ったのとレガシーをやる人が出てきたので俺も便乗するかというのがレガシー再開した次第である。
当時のデッキはなかったが、多分だけど初期版のあれに
ヤンパイ→ラガバン
アンコウ→濁浪
セラピー→思考囲い
稲妻→はらわたうち
「サージカル」増産
「ティムールの激闘」採用をした記憶がある。
はらわたうちはラガバンを全力で処すために入れてたのは言うまでもない。
ティムールの激闘はモダン神でみたラクドスシャドウの最速キルが印象に残ってて採用、フィニッシャーとしては優秀なカードではあった。
しかしながらこのデッキを握るにつれある感想が頭に残ることが多くなった

ショックランドのダメージが馬鹿にならない位辛い…
いやマジでこれ握ってるとフェッチショックインが最初は死の影がデカくなるぞという喜びが勝ってるが、使うにつれ、ゲームターンが伸びるにつれこのペイがボディブローのように襲ってくるのである。
ついでに言うとどこまで行っても死の影は飛行がないのである。
相手のデルバーが変身したり、チャネラーが強制アタックになったりすると全く触れずに負ける事もある。
なんなら調子こくと稲妻連打で負けとかよくあるからな。
なによりこのフェッチショックインというプレイ自体が「わしは死の影を使うのじゃ」というのがバレバレであり、腕の立つレガシープレイヤーであれば大体どうすればいいのかわかってしまうことが多いと言える。先行でこれをやって相手が白絡みとわかるとソープロで並べた死の影が謎の対消滅してしまう。なんならモダホラ2でピッチソープロとか言う悪夢が出てきたのもあって死の影を使うのは正直つらいなぁってのが当時のレガシーの感想である。「そのデッキアンシー入れるとデッキが安定するはずですよ」この話もあって当時デュアランはトロピかタイガ、あとプラトー辺りしかない私がデュアランを少し狙うかとなったのはこの時からだと思う。ちなみに当時デュアランを買うという名目もあったが、当時はやった100ワニに便乗して「100日後にデュアラン買う男」みたいなことをやってたな、なんなら2回達成させて2種類買ったのは言うまでもない。

写真で撮られてた全デュアランコレクション。
まぁ他の人には劣るが持ってると使いたくなるのが人間である。

さらばラガバン、あと表現の反復、イニシアチブ そしてこんにちは中つ国の客人

ラガバンを挟んで行われた俺のレガシーだったが、ラガBAN、(使ってないけど)表現の反復、イニシアチブのキーカードが禁止。イニシアチブは赤白系やデスタク型は少し勢いが落ち、代わりに新しく赤緑イニシアチブが話題になってたらしいという情報が入ってた。この時期に私はレガシーのデッキを使うという機会がまた薄れやらなくなってしまった。
これに関しては別に環境が気に食わないということでは全くなく。単純に「レガシーイベントが成立しないことが増えた」というのがほとんどである。
どんなにデュアランを揃えても、高いカードを入手しても対戦相手を用意するのが一番難しいのである。人が絡む以上相手の都合もあるからもうこればっかりは割り切るしかないってのが正直な感想である。
そんな中でレガシーに押し寄せたのが「指輪物語:中つ国の伝承」である。

指輪物語で最強カードは誰だ?「俺たちだ‼‼」

元々はモダン向けに作ったと言われてるが結果としては多くの方が見てのとおりである。オークの群れによってエルフ村は焼かれるに飽き足らず金で用心棒感覚で雇うし、デスタクに黒が混ざるきっかけになった。8Castは悶絶する羽目になるし、デルバーは焼かれる。という指輪物語とはいったいみたいな感じになってしまった、無論このオークだけではなく
初手不毛でも島を持ってくることができる「ロリアンの発見」
沼を持ってきてくれるし、リアニメイトで持ってくれば確実にクロックを稼ぐ「カザド=ドゥームのトロール」
通らばそのターン無敵になりライフ消耗するけどマナを使わずにカードを引ける「一つの指輪」等々色々なカードがレガシーに押し寄せてきた。あとリアニメイトの切札的存在であったグリセルブランドはその前に出てきた「ファイレクシア:完全なる統一」から出てきたアトラクサにとってかわられてしまった。「レガシーは一つデッキ組んだら長く遊べる」と他人に薦めるのは正直厳しいなぁって思うようになったのは言うまでもない。
そんな中、珍しくレガシーイベントとして「水連の花びら」配布イベントが地元で開催する報せを受け周りのプレイヤーの中にもレガシーやってみようかなぁという人が増えてきた雰囲気を感じて私自身も久々にケースを引っ張り出して使うかと思ったがさすがに環境が変わったしれる屋でデッキあるかなぁと調べた結果今のまんまじゃ多分勝てない気がしたのでれる屋のデッキリストを参考に色々入れたのが最新の以下に示す「死の影」デッキである。

今まで使われてたデルバー、通りの悪霊の霊圧が消え、デュアランをねじ込み生まれたこのデッキ、そして赤要素が薄れた。あとこれの為に必死に弓使いと再活性をかき集めたのは言うまでもない。とりあえず相手のカードを裁いて落ちたカードをサージカルして核となるコンセプトをぶっこ抜けば勝てるやろを軸にしてる。URデルバー相手に不毛でヴォルカを割ってそのままサージカルでデッキの8割位機能停止させた成功体験が原因だと思う

こんな感じでも全く勝てないとかそういうのはあんまりなく、当面はこれで落ち着きそうではある。

締めの悪い感じがするが締め

マジでダラダラと書いて終わった感じがするけど書いたら満足したのでお終い。よく金が絡まないと仕事が適当になるみたいなのを見たことがあるけどこの手の記事はマジでこの筆頭ともいえる。

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