チェアリングを始めたら、バイクの免許をとろうと思ってしまった話

久しぶりのブログ。みなさん、元気にしてました?

半年近く、更新が途絶えていた。その間、色んなこともあったので、これから少しずつ更新していこう…

今年の4月あたり、テレワーク中に何気なくつけていた夕方のニュースで「チェアリング」というものが特集されていた。

チェアリングとは、折りたたみのイスを外に持っていき、自分の好きな場所で座ってくつろぐことをいう。

これだ、と思った私は早速Amazonでアウトドア用のイスを購入し、自転車で30分くらいの場所にある大宮公園でチェアリングをした。

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コロナ前の週末は、どこかのカフェに引きこもって読書していたり、新宿御苑でボーッとしていた。

しかし、感染者が増え、テレワークがメインになってからは電車に乗ったり、複数人と屋内でいるのが怖くなってしまった。

そんな中で見つけたチェアリング。

折りたたみイスがあれば、どこでも自分ののんびりできる空間をつくれる。公園が混んでたり、前日の雨で濡れてたりして、「座れるベンチがない」なんてこともない。

折りたたみイスをリュックに入れ、自転車でお気に入りの場所に行って、好きなポイントでくつろぐ。

チェアリング、最高である。

初めてのチェアリングで味を占めた私は、その翌週末、折りたたみのテーブルを買っていた。

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独リア充感がハンパねぇ…

だがしかし、完璧かというとそうではない。

特に虫の問題。チェアリングで読書していると、虫が飛んできたりよじ登ってきたりして、所々で私の集中力を途切れさせる。たまに逃げる私を追いかけてくるような、人懐っこい虫もいて、本当に鬱陶しい。

原因は木陰に座っていることかもしれない。だが、日向に出ると暑くてチェアリングどころではなくなる。

そうなると、虫が入ってこない空間をつくるしかない。

「リュックに入る、1人用のテントとか、ないだろうか…」

私は「テント 軽量 1人用」でネットを漁ってみた。ソロキャンプを趣味としている人たちが、コスパ良しのテントを紹介していた。自然の中でテントを立てて、くつろいでいる姿とともに。

「自然に囲まれてボーッとするの、楽しそう。キャンプもちょっとありかもしれないぞ…」

それまでキャンプとは無縁の人生だと思っていたが、調べていくうちに、だんだんと興味をもち始めてきた。

キャンプもアリかも?と思った私は、『ゆるキャン△』を観始めた。女子高生たちがゆったりとキャンプを楽しむアニメ。

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志摩リンが原付に乗ってキャンプをしているのを見て、私は、あることを考えるようになった。

「原付に乗ってみたいな…」

できれば、彼女が乗っていたYAMAHAのビーノに乗りたい。ビーノ、かわいい。

一度思いたったら、衝動を抑えられず、原付をレンタルしている店を探した。すると、家の近所に原付レンタルができるバイクショップを見つけた。さらに、その店はビーノも取り扱っている。これは運命である。

そして人生初の原付。

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結論から言うと、最高だった。自転車とは違う、全身で風を切って走る爽快感と疾走感。

原チャリでリア充をした。原チャリア充、である。

それまでバイクは危険な乗り物で、命知らずのBorn to be wildな奴らが、死と隣り合わせのスリルを楽しむものだと思っていた。

だけど、バイクを好きになる気持ち、なんとなく分かった気がする。

「おいおい、バイクって楽しいじゃねぇか!」

しかしながら、自動車免許では50ccの原付しか乗れない。原付には面倒くさい縛りが2つある。30km制限と3車線以上の2段階右折という面倒くさい縛りがある。

1つは30kmの速度制限。制限速度が30kmの道路だろうが、60kmの道路だろうが、30kmで走らなくてはいけない。というか、原付はどんなに頑張っても60kmまでしか出せない。その為、後ろから車に追い越されながら走る形になる。これでは自転車と変わらない。

2つ目は二段階右折。3車線以上の道路を右折したい場合、右ウインカーを出して、交差点を直進し、進行方向へ向いて停まる。ただし、3車線以上あっても「二段階右折禁止」の標識がある場所は、小回りの右折をしないといけない。右折をする時は「二段階右折か、小回り右折か」を気にしなくてはいけない。

ということで、原付は自動車免許を持っていれば乗れるものの、縛りが多い。

「もっとスピードを出して、車に抜かされながらではなく、車と同じように走りたい。 右折は全部小回り右折したいし、右折レーンを堂々と走りたい!」

この縛りから解き放たれ、自由への疾走と現実からの失踪をするのだ。

私は煽るような車に追い抜かされながら「普通二輪の免許をとろう」と思った。

この話の続きは、また今度。

続く…

ちなみに、チェアリングを初めて知った時のニュースがYouTubeにあったので、共有します。


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