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NFTバブルは崩壊するか???

1.今のNFT市場は異常な盛り上がり!

投資銀行のジェフリーズ(Jefferies)はNFTの市場規模予測を2022年に350億ドル(約4兆円)以上、2025年に800億ドル(約9兆1000億円)以上に引き上げています。

企業やセレブは「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」や「ディセントラランド(Decentraland)」の仮想土地を購入し、デジタルマーケティングや認知度向上、ブランドの展開に力を入れていると同行は指摘しました。

また、ビットコインやイーサリアムに代表される暗号資産について、認知度の向上にともなう新規投資家の参入や、米国における先物ETF(Exchange Traded Funds=上場投資信託)承認など規制整備にともなう資金流入などにより、全世界で暗号資産ホルダーの数が数千万人を超え、暗号資産全体の時価総額が200兆円を超えるなど、市場全体が急速に成長しています。

そのような状況の中、暗号資産投資家がNFTにおける初期の主要な購買層であったことと、ならびにマーケットプレイスにおいてNFTが暗号資産建てで売買されることが多いことからNFTにおいてもリーチできる投資家の母数が飛躍的に増加したこと、並びにNFTを暗号資産に準じる投資対象(売却時は暗号資産を対価として得るため、NFT投資は同時に暗号資産にも投資しているといえます)としてみなす投資家が増加したことがその背景にあります。

次いで、NFTを活用したゲームや「LINEで応募」のようなエントリーレベルが低いサービスの出現、ツイッターによるNFT認証機能の追加など、実際にNFTを活用可能な場が増えたことに加え、オープンシ―(Opensea)に代表される取引プラットフォームが整備されたことで取引が活発化したことが挙げられます。

さらに、NBAやサッカー、F1などこれまで巨大なファンを有していたIPコンテンツが参入することで各種メディアでの露出数が飛躍的に増えたこともあり、暗号資産投資家にとどまらない、より広範なユーザーが市場に参入してきたことも大きな要素です。

NFTではアート分野がまず注目され、デジタルアート作家のBeepleの作品が約75億円で落札されたことをはじめ億単位の取引が相次ぐことで”バブル”の様相を呈していることも一つの事実であり、大きな話題となることで市場の活性化を促進したことも間違いありませんが、中長期的な市場の成長はさらに続くと想定しています。

その大きな要因は、中長期的な暗号資産への資金流入が今後も続くこと、また具体的なサービスがさまざまな領域で浸透することにより、一般ユーザーを対象に広く市場が広がっていくという二つの不可逆なトレンドの存在です。そして流動性が一段と向上することで、より利用価値が高まるというサイクルがしばらく続くと予想されます。

まさしく、NFTバブルが今起こっている状況です!!

2.NFTバブルは崩壊するか?

一度NFT化してしまえば、その情報はブロックチェーン上に記載できる「証明書」として利用できる。
こうした技術が利用されているのは、今のところアートやゲームの世界である。

とりわけ、「その作品が本物であるという電子証明書」という意味合いからアートとの親和性は非常に高い。一方、投機的な資金も流入している様子だ。
金余りのなか「NFTで……」という冠がついた途端に資産価値は上昇するような状況は「バブル」という表現が適切かもしれない。

2022年は、NFT市場の値が落ち着く地合いはくるかもしれない。ただ、投機熱が冷めた後、アート市場やゲーム市場にて作品が適切な価格で取引され始めれば、実用性が評価されNFT市場は大きくなっていくと考える。仮想空間メタバースとの親和性も注目していきたい。

2022年前半はNFTバブルが継続し、後半からは一旦落ち着くのではないかを考えています。
※筆者は2022年後半にバブル崩壊すると予想しています。

特にNFTは仮想通貨と連動して動く傾向にあり、2022年1月22日現在のビットコイン価格は1か月前の5,586,399円から4,054,437円へ下がり、約27%も下落しています。

2022年1月22日チャート

まったく同じ動きをするわけではないですが、仮想通貨が下がるとNFTも下がる傾向にあります。

3.気を付けること

「2022年は NFT詐欺が流行る!!」でも記事にしましたが、2022年はNFT詐欺が流行ると考えています。

記事の中で以下の3つの詐欺が発生すると記載しました。

  1. NFTの詐欺商品

  2. マネーロンダリングの温床

  3. エアドロ (プレゼント) 企画のNFT詐欺

特に流行りそうなのは、「エアドロ (プレゼント) 企画のNFT詐欺」だと考えています。

何故かというと、詐欺師にとって「エアドロ (プレゼント) 企画のNFT詐欺」が一番手っ取り早く簡単にお金を得られる方法だからです。

1.「NFTの詐欺商品」は第三者が勝手にNFT化して販売まで完了させないとお金を得られない。
2.「マネーロンダリングの温床」はそもそも不正にお金を得てからの話です。

3.「エアドロ (プレゼント) 企画のNFT詐欺」であればNFTを販売まで完了させる必要はないし、元手もいりません。
TwitterなどのSNSで「将来有望なNFTアート」や「ヒット間違いなしNFTゲーム作成中」とアピールすればいいし、「エアドロ (プレゼント) 企画」が英語のホワイトペーパーを使用して募集されている場合がほとんどなので、英語のわからない情弱はすぐに騙されます。

筆者も英語は読めませんが、Google翻訳で何とか内容を解釈したり、エアドロ企画を発信しているインフルエンサーが過去にどのような言動をSNS上でしてきたかの調査はします。

1.おわりに

筆者の個人的な意見としては、2021年に引き続き2022年もNFT界隈は大いに盛り上がり、2022年後半にはバブルが崩壊して一旦ブームは落ち着き、2023年初頭からNFT界隈が徐々にまた盛り上がってくるのではと考えています。

今はまさに仮想通貨バブル前夜という雰囲気がしています。

界隈が大きく盛り上がるということはその分、盛り上がりに付け込んで人をだまそうとしている輩も集まってきます。
人が集まるところに詐欺師あり!
十分気を付けることが必要です!!

詐欺が発生するとNFT界隈にネガティブなイメージが付いてしまいますが、健全な取引であればNFTは非常に面白い商品です。

まさしく2022年は【NFT元年】と言われる年なので、今年はどれくらいNFTが盛り上がるのか、筆者も非常に楽しみにしています。

最後まで見て頂きありがとうございます。

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