第5節 アウェイ岡山戦
セットプレーで、あの岡山を凌駕した。
内容の改善がなかなかついてこない中で、個の力で勝ち切る。
昨年度に足りなかった最後の粘り、プレイスキッカーの質が今年はある。
品田の神がかった精度が今後も続くかにもよるけれど、デビュー戦で感じられた品田のキックの質はやはり極上。
特に、この日のフィーリングのよさは、試合の端々で見て取れた。
内容は良いが、勝ちきれない昨年と、内容がさっぱりの中で勝ち切る強さのある今季。
吉田さんと篠田さんのいいとこ取りができれば1番良くて、それが叶わないから、コーチ陣や選手たちに戦術練度の向上を託すしかなくて。
篠田さんのよさは、選手を戦わせることができることなんだとわかってきた。
良いところは生かし、足りないところはみんなで補い、高め合っていければいい。
あとは、他チームとの総合力を甲府の個で打開できないレベルにまで離されないように食らいつかないと。
悪いながらも勝っていくのも、限界がある。突出した個の一瞬の爆発にかけた攻撃は、いつか打ち止めがきてしまう。
局所的には繋がり始めている連携を、全体の絵として共有したい。
ラスト、守り切る場面で須貝をストッパーに入れて、昨年の守りを敷いた現実的な判断は素晴らしいと思った。
モチベーティング、堅実な采配は篠田さんの持ち味。チーム戦術の構築は。。。プラスアルファをみんなで作り上げよう。