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自己研鑽ってなんだろう?

自分はこの春から新社会人になります。去年就活を頑張って内定を頂いて喜んでいたのに気がつけばもうすぐ入社です。大学の卒業式も終わりました(コロナの影響で式自体は中止になったけど)。もうこんな怠惰を極めた日々を過ごすことは二度とないのでしょう。働きたくない。
さて、就活が終わってから、内定先や大学の就職課の先生がよく言っている(いた)ことがあります。それは、

「残りの学生生活を楽しみながらも、自己研鑽も疎かにしないこと。」
「社会人になっても学び続けること。」です。

前者にはしっかり単位をとってちゃんと大学を卒業しなさいね、という意味もあるでしょうが、後者は違います。自分の将来のことを考えてかけてくれる言葉でしょう。ありがたいことですね。
しかし、一口に自己研鑽といわれても、何をどうすればいいのでしょうか?入社前は、内定先から出された課題をやったりしていれば最低限良かったでしょう。意識が高い人は大学生の有り余る時間を生かして留学する人もいます。
でも、これからは?留学のように学生だから出来たことはできなくなります。その分お金は増えますが、社会人になって遊びまくってる先輩とかいますよね。それを見ると、そもそも自己研鑽なんて深く考えなくてもいいのでは?と思ってしまいます。
それではこの記事の意味がなくなってしまうので、なんとか現時点での"自己研鑽"について考えてみようと思います。

○読書をする

The、自己研鑽って感じ。単純に教養が増えるし、クズ視点ですが勉強してる感も出ます。
自分は新書を読むのががいいと思います。というかよかったです。ボリュームが小さいので、三日坊主になる前に読み終えることができます。キャッチーなタイトルの本が多く、これ読みたい!って買って、飽きる前に読み終わり、次に行くって感じです。
自分はお金の話が好きなので、経済系の新書や、後は自分の趣味に関わる本を読んでました。ナイツの塙さんが書いた「言い訳」が最近読んだ中ではとても面白かった。
ちゃんと自己研鑽として本を読むならビジネス系や自己啓発系の文庫本を読んだ方がいいのでしょうが、自分の対文庫本の戦績は一勝一敗です。

○語学や資格の勉強をする

The、自己研鑽その二。英語など、わかりやすく自分の武器になってくれる奴らですね。教養みたいな抽象的なものではなく、点数や資格証明書など具体的な証拠で自らの能力を保証してくれます。
その分、試験に落ちてしまったり、予想した点数を必ず取れるわけではないなど、努力が必ず報われるわけではありません。でも、仮に失敗してもその過程で得るものはとても大きいと思います。挑戦は何回でもできるので次の試験を頑張ればいいですしね。
努力を継続することが必要なのが三日坊主には辛すぎるところ。本なら飽きたら明日続きを読めばいいしジャンルを変えて気分転換できるけど、資格勉強はそれができない。ずっと目標に向き合い続けなければいけないので、資格をたくさん持っていたり、TOEICの点数が高い人は素直にすごいと思います。尊敬します。

○筋トレ、運動をする

ネットで自己研鑽について調べたら、これが出てきました。正直筋トレが自己研鑽だとは思っていなかったので、盲点でした。確かに、体力つけないと仕事にならないし、不健康な生活で太ったり病気になってしまったら人としていけません。
ただ、これについては体づくりという意味だけではなく、心が元気になったり、自分に自信がついたり、生活習慣が整ったり、といった効果も大いにあるらしいので、自己研鑽というよりは自己啓発の側面が強いかもしれないですね。どちらにせよ自分にとっていい影響を及ぼすことは間違いなさそうです。
コロナを言い訳に家から出ず、罪滅ぼしかつ勉強をしない言い訳にSwitchのリングフィットアドベンチャーをずっとやっていたのは間違いではなかった。

長々と書きましたが、結局自分が今必要なスキルや、将来的に手に入れたい能力は人それぞれです。極端な話、自分は将来一回は海外で仕事をしてみたいので語学の勉強は必須ですが、日本で日本人相手としか仕事しないぞって決めてる人には現時点で語学なんて必要ありませんからね。
筋トレが自己研鑽といえるように、自分が必要だと思うものや興味のあるものを勉強していれば、分野は関係なくそれは立派な自己研鑽といえるのではないでしょうか。
人生の先輩方からすればこんなもんちょっと考えればわかるだろっていう話でしたが、自分は気が軽くなったし、勉強するモチベーションも上がったのでよしとします。

もっと深い内容の話を書けるようになりたいなぁ。


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