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ジェネレーションギャップは親子サイクル

ジェネレーションギャップとは、異なる世代の人々の間に生じる意識や価値観、文化的な違いを指します。例えば、年齢によるコミュニケーションスタイル、価値観、技術の使い方、音楽やファッションの好みなどが異なる世代間で存在することがあります。ジェネレーションギャップは、時代や社会の変化によって生じるものであり、理解し尊重することが大切です。
                      

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今注目の人気ドラマ、TBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある」
脚本宮藤官九郎さんが描く昭和から令和へのメッセージのような痛快ドラマ。

昭和生まれの自分には懐かしくて面白く、毎週楽しみにしています。
Z世代と言われている人たちは、世代をイメージした役の設定に共感はあるのだろうか。

Z世代は1990年代後半から2000年代に生まれた世代を指すそうです。


上の世代からすると腫物の様な存在のZ世代。
仕事はすぐにやめ、何をやっても続かない。
責任感も無くその場しのぎで目先の事ばかり。
礼儀も分からず空気も読まず、自分優先で気配りも出来ない。

Z世代と関わる人の声を耳にすると大概そんな話になる。

そんなレッテルを張られているが実際はどうなのだろうか。
本当に頑張っているZ世代からすると風評被害はたまったもんじゃない。
ダメな人間はZ世代に限ったことではなく、昔からどこにでもいる。

と思ってはいるけども、Z世代は難しいのは確か。

大きな問題の一つにハラスメントがあり、何でもかんでもハラスメントをつけるものだから仕事を教えるにも距離感や言い方に気を使う。

実際それでトラブルになるケースも多い。

このところテレビドラマでもパワハラ、セクハラ問題のテーマが多く使われ、実際に被害に遭っている人からするとありがたい声。
反対にそれにより必要以上に教えない、必要以上に関わらないと人間関係が希薄となり現状は冷めきってる。

自分の仕事が残っていても定時に帰り、飲みにケーションもハラスになり、飲みの誘いもハラスになり、頑張れと言うのもハラスになり、肩をポンと叩いて励ますのもハラスになり、ここのハラスが旨いからと食べたくないものを勧めるのもハラスになる。

そんな寂しい一面もありますがZ世代の登場によりハラスメントや働き方改革やLGBTQなど個人を尊重する動きが活発になったような気がします。
そして新型コロナ感染を機に大きく動いた気がしました。

今時代の変わり目なのかもしれないけど、変化を求める人と変化を求めてない人、変化に戸惑う人との溝が広がるばかりで、時代の変化に誰もがついていけてない気がしますね。

どんなことも初めは不慣れだから、そういうものかもしれないですかね。


Z世代の親は昭和世代


Z世代との付き合い方に悩んだり理解できないと言う人が多い世の中ですが、Z世代を生んだ親は昭和世代になります。

Z世代は90年代後半から2000年代に生まれた人を指しますから約20年遡ると、1975年から1985年生まれが親の世代に当たります。
そこが20代で親になった若い世代で、30代40代で生んだ年代も含めると1955年から1985年になります。
大体ですが昭和30年から昭和60年生まれが対象になりますね。

この年齢差でもジェネレーションギャップはありますが、大半の人が親や教師から一度は殴られた世代ではないでしょうか。
コンプライアンスなんてものはなく、差別と過激なイタズラのハチャメチャなテレビ番組を見て育った世代ではないでしょうか。
挨拶などの礼儀や感謝の言葉が無いと礼儀知らずと怒られ、学生の頃は先輩に挨拶が遅れると殴られるから自分から見つけたりした、礼儀を気にする世代ではないでしょうか。

にも拘わらず、礼儀や感謝を知らず、注意されたり怒られるとすぐへこみ、自分のペース優先の自己中心というZ世代の特徴ははなぜなのか。

僕自身Z世代の子供がいてもいい年代ですが、躾のために殴られ蹴られが当たり前で、テメエ、馬鹿野郎、ぶっ殺すぞと言われるのも言うのも当たり前で、差別用語も当たり前だった子供時代からすると、この時代と同じようには育てられないほど時代が変わりましたね。

いつの時代も親が子供だった時代の子供の世界と、子供を産んだ時代の子供の世界は同じにはならない。


ジェネレーションギャップは親子から始まっている


同じだったら自分が育てられたようにすればいいのだけど、例えばの話、スパルタは今の時代では傷害事件になってしまう。
子供時代スパルタで厳しく育てられた人が子の親になり、経験してきた躾ができたらどんなに楽か。時代は叩いたりしてもダメ、罵声を浴びせてもダメとなると経験にないことと向き合わなければならなくなる。

だから親子間ですでにジェネレーションギャップはあって、親が経験したことが子供に出来ないことも多くあり、覚えさせたり真似させてはいけないこともあり、親は常に判断しながら子供を育てているのだなと想像します。

僕の父は戦時中の昭和16年生まれ、母は終戦直後の21年生まれ。
両親は食べるものもままならなくて、物が無く貧しく辛い時代に生まれ育ちました。もちろんテレビや冷蔵庫の家電なんてものはなく、便利な物は無いから知恵と工夫で生活していたのだと思います。

僕が生まれた昭和53年はカラーテレビに脱水機能付きの二層式洗濯機もあり便利な世の中。食べものも着るものも何でも揃い、ミニカーやラジコンで遊び、戦隊もののグッズでヒーローになっていた。

きっとおままごとの設定もセリフもかなり違うでしょうから比べてみたら面白そうですね。




経済発展から折り返すようにVの字で衰退を経験する僕の世代がZ世代を育て、僕自身は戦後で物が無く必死に生きた時代に生まれた親に育てられ、その親は明治時代後期の生活様式が少しずつ洋式に進む時代であり男女平等ではなく男尊女卑の時代の親に育てられ、その親は明治維新頃の江戸幕府が終わる時代が来るなんて想像もしてなかった動乱の時代の親に育てられ、その親は江戸時代の士農工商、穢多非人という厳しい身分制度が当たり前の環境の親に育てられた。

こうしてみるだけでも、親と子のギャップは激しい。子供を産んだ時と自分が生まれ育った時代は違うものになっていますね。


だからどの親も時代が変わる中で社会の変化にも適応する努力をしながら、子供の世界も学ばなくてはならず、目まぐるしく更新される新常識とモラルに翻弄されながら、子供は子供で時代に適応し生きる術を身に着け時代の変化に翻弄されていくのかな。

それをずっと繰り返してきているのかもしれない。



子供の頃から時々変身してます。
17年前くらいの写真かな。
祈りの最終形態。


どうも、
春風 強です。


短髪から揃えることなく伸ばしているから
やっぱりボサついてるな。
3月にサッパリしよっと。


ご支援くださりありがとうございます!!これからの様々な活動に活かしていきます☆ これからも応援よろしくお願いいたします!!