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リストカットや根性焼きの傷跡を隠すことはできる? 方法や気になる疑問を解説

腕にリストカットや根性焼きの傷跡があり、悩んでいるという人は決して少なくありません。そうした傷跡があると、どうしても隠す心理が働き、夏場でも長袖を着るなどするしかなくなってしまいます。そのせいでかえって周囲の目が気になったり、つらい思いをしたりすることもあるでしょう。リストカットや根性焼きの傷跡は美容整形である程度目立たなくさせることができます。今回はその方法や気になる疑問を解説します。

リストカットや根性焼きの傷跡を美容整形で隠す心理や理由

そもそも美容整形にリストカットや根性焼きの傷跡を隠す施術があるのはなぜなのでしょう。それには以下のような物理的、心理的理由が働いています。

1.リストカットや根性焼きの跡があることで不都合や不利益が生じる人がいるから
リストカットや根性焼きの跡は前腕の、比較的人目につきやすい場所にあります。そのため、例えば就職の面接のときにリストカットや根性焼きの跡が見えてしまい、それが原因で落とされてしまったり、傷跡のあることが学校や職場にバレて後ろ指をさされ、嫌な思いをしたりすることがあるでしょう。美容整形でこうした傷跡を隠せば、傷跡が原因で生じる社会生活の不都合や不利をあらかじめ防げることがあります。

2.傷跡を隠すことで、後ろめたい気持ちをなくせることがあるから
ナイフやタバコの火でつけた無数の傷跡を、完全に元通りに戻すのは難しいもの。そこで美容整形でリストカットや根性焼きの跡を修正する場合、傷跡を別の傷――例えばガラスで切ったような跡や、やけどの跡のように「上書き」してしまうのが一般的です。このようにして傷跡を修正すると、不思議と「この傷跡はもともと事故によってガラスで切ってできた傷だった」という思い込みが生じ、後ろめたい気持ちが消えて自信を持てるようになることがあります。リストカットや根性焼きの傷跡を修正することには、こうした記憶の上書き効果も期待できます。

すでに治ってしまっているリストカットや根性焼きの傷跡は、保険診療で治療することはできません。そのため自由診療の美容整形で、修正手術を行っているのです

リストカットや根性焼きの傷跡を隠すための方法2つ

リストカットや根性焼きの傷跡を隠す施術として、高須クリニックには以下の2つの方法があります。

1.切除縫縮(せつじょほうしゅく)
傷跡が残っている部分の皮膚を切除して縫い合わせ、ガラスで切ったような傷跡に修正する施術です。リストカットや根性焼きの傷跡修正を行う場合、基本的にはこの方法を選択します。手術時間は20~30分程度。1週間後に抜糸を行います。傷跡の状況によっては手術を複数回する場合もあります。

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2.アブレーション
傷跡が広範囲にわたっているなど切除縫縮では対応が難しい場合に行う施術です。「削皮術」ともいわれ、CO2レーザーを使って皮膚表面を細かく剥離(はくり)させ、やけどのような跡に修正します。タトゥーの修正に使われることもあります。手術時間はどの程度の範囲を施術するかによって変わりますが、60分未満で終わることが多いです。術後しばらくは赤く盛り上がっていますが、時間の経過とともに赤みが引いて平らになり、目立たなくなってきます。

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施術は一度で済む? 切除縫縮とアブレーションのどちらを選べばよい? リストカットや根性焼きの傷跡修正に関するよくある疑問

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傷跡修正手術のことをもっと知るために、よくある質問とその回答をいくつかご紹介します。

Q1.切除縫縮とアブレーション、どちらを選ぶかは何で決まりますか?
A1.リストカットや根性焼きの傷跡修正に関しては、基本的に切除縫縮手術で行います。ただし傷跡が広範囲にわたっていたり、切除できるほど皮膚にゆとりがなかったりする場合や患者様のご希望によってはアブレーションによる施術を選択することがあります。

Q2.施術は1回だけで済みますか? それとも何回もする必要がありますか?
A2.ケースバイケースです。できるだけ一度の手術で終わるように行いますが、傷跡の状況によっては2回、3回と手術が必要なこともあります。何回行うかについては、傷跡の状況と患者様のご希望を加味して決めていきます。

Q3.皮膚だけでなく、筋肉まで切ってしまうことはないですか?
A3.一般的な技術のある美容整形外科医であれば、皮膚以外の組織を誤って傷つけてしまうことはありません。

Q4.局所麻酔だと怖いです。全身麻酔でやってもらうことはできますか?
A4.
局所麻酔で十分対応できるので、基本的に全身麻酔で行うことはありません。ただし「どうしても全身麻酔がいい」と希望される場合、スケジュールと追加費用についてご了承をいただければ、高須クリニックでは対応が可能です。

そのほか、下記にも傷跡修正のよくある質問をまとめています。

まとめ

・リストカットや根性焼きの傷跡を美容整形で目立たなくすることで、社会的な不都合や不利益、嫌な思いや後ろめたい気持ちをなくせる場合がある

・リストカットや根性焼きの傷跡は切除縫縮またはアブレーションを行い、別の傷跡のように「上書きして」目立たなくさせている

・基本的には切除縫縮手術を行うが、傷跡が広範囲だったり、切除できるほど皮膚にゆとりがなかったりする場合はアブレーションを選択する

・手術の回数は傷跡の状況によって異なり、一度で完了する場合もあれば、複数回行うこともある


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※症例写真や施術に関するご質問なども上記までお願い致します。

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