Alipay経由で、JCB,VISAなど日本のカードで中国大陸の店で買い物できるように(チャージや送金はNG) 手順 2022年12月10日


12/8の中国ニュースサイトIT之家にニュースがある。
僕はこのツイートで見かけて実際にやってみた。

前からあった海外カード紐づけ機能Tourpassとの違い


Alipayに海外カードを紐づけすることは前からできた。ただし、以前はTourpassというAlipayの機能で、海外カードからAlipay内のウォレットに残高を追加して、そこから使えるものだった。別にウォレットができるウォレットに3000元までチャージできるものだ。
これも無いよりはマシで便利だけど、事前に大金をデポジットする(3ヶ月の有効期限で、使ってないぶんは戻ってくる)ことが不便だった。今回はそれより良い。

実際に試してみる

海外カードの紐づけ、これはTourpassと変わらない。今回は、事前に残高をチャージせず、直接QR読んだりして払えるのが良いこと。

登録すると付钱吗(相手がこっちのスマホをスキャンするQR)でJCBが選択できる!
これまでは残額/tourpassの残額(Alipay上は上海の銀行カードに見える)/中国の銀行カードしか表示されず、海外カードは紐づけてもここに出てこなかった。
(支払いコード画面はキャプチャできない。そのうちスマホ2つ使って撮ります)

実際にコンビニで支払いできた。履歴にJCBと出てる!

JCBのカード利用メールもちゃんと来た
レートも普通そう。


何でも支払える訳ではない 屋台とかは要注意

使える範囲はTourpassと変わらず、送金ができない。店主個人のQRが貼ってある屋台とか、誰かに建て替えてもらっての送金や割り勘はダメ。

スーパーのレジやレストランなど、相手が法人ならこっちからスキャンしても向こうにスキャンしてもらっても大丈夫(初見だと見分けつかないだろうけど)
ただ、個人の屋台と法人の屋台の区別、この海外クレカで払えるQRと払えないQRの区別は、初見だと難しいだろう。

Didiに登録はできたが、タクシー運転手は個人も法人支払いもあって見分けが難しい。

[店員がバーコードリーダーでこっちの支払いコードを読む店ならOK]ぐらいが現実的にできる努力なのでは。


今回は予めデポジットでないのがTourpassより良いし、ショッピングモール等ならどの店でも使えるので、良い機能追加なのは間違いない。

支払いコードの写真とか、使えないサービスの見分け方などのうまい説明や発見があったら追記します

↓こういう屋台でも、銀行の発行した印刷QRならスキャンして払える。大都市ならそのほうが多いはずだ。印刷してある法人アカウントもOK。


銀行が出してるQR

※今回の記事は公益性あるので無料で全記事読めます

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