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日本のイノベーションのジレンマ(玉田俊平太)と #プロトタイプシティ (高須正和他) トークイベント録画

玉田俊平太先生に快諾いただき、オンラインイベントが実現しました。ありがとうございます。

日本のイノベーションのジレンマ 第2版 玉田俊平太

・もともと工学の出身からイノベーション研究へ
・「日本のイノベーションのジレンマ」は、クリステンセン教授の4冊の著書からエッセンスを集約して、日本らしい事例を含めて1冊にまとめている
・ニコンの売上が7500億→2300億に。年500億円落ちている。
それは、デジタルカメラというジャンルがスマホに食われつつあるから
・無消費の顧客か満足過剰な顧客を見つける。破壊的イノベーションの作り方。
・破壊的イノベーションは新しい部署に
・N:1:Nの1になれるか?プラットフォーマーになるには1番にならなければならない

プロトタイプシティ 高須正和

・事前予測が立たず、絶対的な正解や数値計測が難しく、試行しないとわからない種類のイノベーションが増えている。プロトタイプシティではそこにフォーカスした。
・DJIの創業当時のプロモーションでは、飛ぶことのアピールが中心で空撮は少なく、あとから空撮中心の会社になった。そういう製品は多くある
・深圳では、単体では黒字が出なさそうな粗雑な試行錯誤が多く見られる。
・そうした結果を見ないと判断できないタイプのイノベーションも、マネージメントは可能である。たとえばマンガの新人デビューは、多産多死前提で多くデビューさせ、市場で判断している。
・スタートアップのアクセラレーションも先に数を決めて均一に支援する、多産多死前提のところが多い。
・多産多死の前提と、少数精鋭の前提は様々なマネージメントが正反対になる。
・中国政府の「大衆創業・万衆創新」はそれをきちんと理解している。

Q&A

・産学官連携の有効に機能したケース
・日本で破壊的イノベーションを起こせる企業は?
・北京と深圳の違い
・ニコ技深圳コミュニティとは



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