見出し画像

伊藤亜聖 出版記念トークイベント 「デジタル化する新興国. 先進国を超えるか、監視社会の到来か. 伊藤亜聖」録画 #デジタル新興国

伊藤亜聖 東京大学准教授の新著「デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か」が出版されました。
10/27に、オンラインで出版記念イベントを行い、ZOOMとYoutubeあわせて70-80名ほどの来場者を前に、ニコ技深圳コミュニティのメンバー含めてトークイベントを行いました。

デジタル技術の発展は、新興国・途上国の姿を劇的に変えつつある。中国、インド、そしてアフリカ諸国は今や最先端技術の「実験場」と化し、スーパーアプリや決済などで先進国を超える面すら生じている。一方、デジタル化は良質な雇用を生まないのでは、権威主義国家による監視が強化されるのでは、と負の側面も懸念される。技術が増幅する「可能性とリスク」は新興国をいかに変えるか。そして日本はどうすべきなのか。

書籍「デジタル化する新興国 先進国を超えるか、監視社会の到来か」の紹介を中心に、ニコ技深圳コミュニティのメンバー交えてオンライントークイベントを行いました。

デジタル化する新興国. 先進国を超えるか、監視社会の到来か. 伊藤亜聖

伊藤 亜聖 (イトウ アセイ) @asei_i
1984年生まれ。大学院時代に中国人民大学(北京)、中山大学(広州)に滞在し、中国経済について研究。主な研究内容は、中国の産業発展と対外直接投資活動と、アジア、新興国におけるイノベーション。2017年から18年にかけて約1年間深セン大学に滞在し、現地でのイノベーション創出に詳しい。著書・共著に『現代中国の産業集積「世界の工場」とボトムアップ型経済発展』(名古屋大学出版会、2015年。大平正芳記念賞、清成忠男賞受賞)、『中国ドローン産業発展報告2017』(東京大学社会科学研究所、2017年)、『China's Outward Foreign Direct Investment Data』(東京大学社会科学研究所、2014年)、『現代アジア経済論』(有斐閣、2018年)、『中国14億人の社会実装』(東京大学社会科学研究所、2019年)など

インドのデジタル化とデジタルエコノミーのフィールドワーク 田中陽介

Yosuke Tanaka 田中陽介 

外資系メーカー知的財産部、シンガポールの特許事務所を経て、2019年AsiaWise Group加入。現在インド・デリー近郊グルガオン在住。2010年より東南アジア、南アジアを拠点とし、医療機器、情報通信技術分野の特許調査や権利化をする一方で、新興国におけるテクノロジーの社会実装、デジタルエコノミーの動向を調査。最近では日系企業の海外スタートアップとの提携事業やデータ関連プロジェクトを弁護士とともに技術・法律の観点から支援。
2015年より度々深センに訪問し、ニコ技深センコミュニティのイベントに参加。派生イベントであるアディスアベバ観察会、グルガオン観察会にも参加している。

新興国のFintech市場 樺沢かおり

椛澤 かおり @KabakoChibiko
日本で約10年システムエンジニア・データサイエンティストとして働いた後、拠点をタイへ移す。現地の企業で約4年ほど開発者として働き独立。
自身のタイでの経験とニコ技深センコミュニティへの参加から東南アジアや新興国でのテクノロジー活用に興味を持ち、同コミュニティの深セン観察会から派生したアディスアベバ観察会・グルガオン観察会にも参加した。
現在はプロジェクトマネージャーとして開発プロジェクトに参画するほか、日本がオフショア開発を委託するエチオピア企業のブリッジエンジニア、起業家と投資家を繋ぐWebメディアBRIDGEに新興国のFintech領域を中心としたリサーチ記事の寄稿などを行っている。

Twitterまとめ


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 深圳ほかアジアで見たものをシェアするマガジンをやっています。