【繰り返すだけでOK!!】演技のクセの取り方
こんにちは、スギウチです。
今回は演技のクセの取り方について
書いてみようと思います。
・演技のクセが取れないわけ
・演技のクセの取り方
今日紹介する内容は
応用すれば演技以外でも
いろんな場面で使えるテクニックです。
簡単なぼくの自己紹介ですが
ボクは元々20代前半から俳優として活動していて、今から約7年前に俳優から演技講師、アクティングコーチに転向しました。現在も講師として活動中です。今までたくさんのプロの俳優、女優さんのコーチングやオーディション、撮影本番の準備のお手伝いをしてきました。
俳優時代は全く演技のセンスがなく、事務所の先輩から満面の笑顔で「タカシは本当に芝居が下手だなぁー」と爽やかに言われるほどでした。その為、たくさんの演技レッスンやワークショップに通って色々なメソッドを学んできて今に至ります。
演技のクセが取れないわけ
①いつも同じ注意を受けてしまう
②注意されているけど、よくわからない
③気づくとクセが戻ってしまう
このようなことで
悩んでいる方も多いかもしれません。
①〜③ともに多くの場合
自分でそのクセを自覚していないことが原因になっています。
ではどうすればいいか?
おすすめするのは、自分が演じている姿を
撮って、見てみることです。
今ならスマホを持っている人が大半なので
演技レッスンなどで、周りの人にお願いして
撮ってもらうと良いと思います。
その撮ってもらった動画を繰り返し、みてみると良いのですが
そのときに客観的に見るのがポイントです。
「えぇ〜、自分の姿見るの苦手なんだよなぁ〜」
という人もいるかもしれませんが
ここはとにかく慣れが大事で
何回も繰り返していくうちに
自分のことを客観的に見れるようになってきます。
客観的に見れるようになってきたということは
自分のクセに対しても自覚的になってきたと
いうことです。
客観的に見れるようになってきたら
次の段階、クセを取る具体的な方法です。
演技のクセの取り方
演技のクセを取る具体的なやり方は
そのクセをわざと意識的にやってみることです。
例えば
セリフを言うときにどうしても
アゴが上下してしまうクセがある場合
①わざとアゴを上下させながらセリフを言う
②アゴを上下させないでセリフを言う
この①と②を繰り返すだけです。
※このときにも動画を撮っておいて、後で見返すとより効果的です。
「クセに気づいたらそれで直るんじゃないの?」
と思う方もいるかもしれませんが
これを繰り返すことで
「わかってるんだけど、やっちゃうんだよなぁ〜」
というのを防ぐことが出来ます。
①と②を繰り返していくことで
演技のクセを最短のスピードで
取り除くことが出来ます。
是非試してみてください。
最後に
補足として演技のクセを取るための
クセをわざと意識してやってみるやり方は
演技のクセだけでなく他にも応用できます。
例えば
・身体の動きのクセ
・ダンスの振りで必ず間違えてしまう箇所
・いつも噛んでしまうセリフの箇所
・ついつい考えてしまう思考のクセ
※思考については「思い込み」というやつが
強すぎると難しい場合もあるので、
その場合は専門家の力を
借りると良いと思います。
上に挙げた例以外でも応用可能です。
是非
クセを直したいと思っている方は
試してみてください。
では
スギウチ タカシ
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