【やり方カンタン！！】プレッシャーに強くなるためには？

こんにちは。
スギウチです。
今日はプレッシャーについて
書いてみたいと思います。

■ここぞ、というときに力が発揮できない
■プレッシャーに弱い

上記のお悩みを持っている方は
参考になるかと思います。

簡単なぼくの自己紹介ですが
ボクは元々20代前半から俳優として活動していて、今から約7年前に俳優から演技講師、アクティングコーチに転向しました。現在も講師として活動中です。今までたくさんのプロの俳優、女優さんのコーチングやオーディション、撮影本番の準備のお手伝いをしてきました。

俳優時代は全く演技のセンスがなく、事務所の先輩から満面の笑顔で「タカシは本当に芝居が下手だなぁー」と爽やかに言われるほどでした。その為、たくさんの演技レッスンやワークショップに通って色々なメソッドを学んできて今に至ります。

「普段のとき」と「特別なとき」をわけていませんか？

ここぞ、というときに力が発揮できない人によくある特徴として
普段のリラックスしている自分とオーディションなどの特別な場面を切り離しちゃってはいませんか？

そうしてしまうと
特別なときに普段の自分の力を出すことができなくなります。

なぜか？
普段の自分と特別なときの自分が別だと切り離していると

心の中で分断ということが起きてしまい
お互いの(普段と特別)情報のやり取りが
出来なくなってしまうからです。

普段の自分と特別な自分を
国に置き換えてみると

お互いの国の交流がなく
国交が途絶えてしまっている状態です。

借りてきたネコ状態になってしまう人は
こうなっている可能性が高いです。

なので
普段の自分と特別な自分との
国交を正常化させていくことが大事です。

そうすることで、両方の国を自由に移動できるようになり

結果として自分で自由に態度が選べるようになります。

だけど、
家でダラーッとしているときと
オーディションで頑張ってるときは
あきらかに態度や精神状態が違うじゃないか？という疑問が浮かんでくるかもしれません。

もちろん違います。

ただ国交を正常化させておくと
オーディションのような緊張する場面でも
心の中では家でダラーッとした気分でいることも
出来るようになります。

しかも
シームレスということは障害物がないので
自分で態度も選べるようになり
心の中では家に居るようにリラックスしながら
態度はシャキッと振る舞うことも可能です。

その結果、緊張するような場面でも
プレッシャーに負けずに自分の力が出せます。

「特別なとき」でも「普段の自分」の延長線上に

ということは、どんな場面であっても
普段の自分からの延長線上にいることが
本番や大事なときに力が1番発揮できる
プレッシャーにも負けない自分で居られるってことです。

じゃあ具体的に
どうすればそうなっていけるのか。
ということで、普段から取り組めるエクササイズを
ひとつご紹介します。

・家に居るときに「自分が緊張する場所」に居る気分になってみる。
・外に居るとき「自分が緊張する場所」に居る気分になってみる。
・緊張する場面で「家に居る気分」になってみる。

これを繰り返すだけです。
※緊張する場面で試すまえに、家や外で慣らしておくといいと思います。

これを繰り返すことが
国同士の交流を深めていくことに繋がっていきます。

そうすることで、段々と国の間に橋が出来たり
船が往来するようになったり
飛行機が飛んだりするようになっていきます。

最終的には国同士が合併して、ひとつの国になるイメージです。
ひとつの国になってしまえば移動も自由です。

結果として
自分で自分の態度を、自由に選ぶことが出来
なおかつ普段の自分の力も出せるので
ここぞ、という場面でも力を発揮させられ
プレッシャーにも強くなります。

最後に

今日ご紹介したエクササイズに慣れてきたら
色んな場面でも同じようにやってみることが出来ます。

家や外だけではなくて
・職場
・友人と居るとき
・苦手な人と居るとき
などです。

自分の心の中の国境がなくなっていくほどに
心の中での葛藤がなくなり、もっと自由に
振る舞えるようになっていきますよ。

今日はプレッシャーの話から
少し突っ込んだ内容まで書いてみました。

なにかのお役に立てれば
嬉しいです。

では
スギウチ タカシ

演技レッスン 演技ワークショップ