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コロナ後の新たな生き方(SNSの時代は終わった)

なにか不正した、問題を起こした、芸能人がなにかした、そういったことをネット上で叩く人たちがいる。
言いたいこともあるのだろう。
しかし、それはもうコロナ前の生き方。
コロナ前はテレビ・メディアで、坂上忍やマツコや有吉などがご意見番として、世間の声を代弁するかのように世を叩いていた。
しかしそういう番組もほぼ終わった。
コロナ禍で時代が変わったのである。
古いと言われていたテレビメディアは実は少し先に行った気がする。
しかし新しいと言われていたネットメディアは逆に遅れ始めていて、なんなら全く変化がなく思考停止している。
SNSではまだコロナ前と同じことをしている。ネット上で世を叩くその顔ぶれもコロナ前と同じだ。
はっきり言うとSNSの時代は終わった。
10数年続いたTwitterの時代は幕を閉じた。時代が変わったからTwitterはなくなり新しいメディアになったのだ。それにも関わらず中身はまだコロナ前の同じ人たちが同じことをしている。

世を叩いても何も変わらない。
なぜなら、言って理解できる人なら最初からやらないからだ。
理解できる頭も直す気持ちもないからマナーやモラルが低下している。そしてその人たちに何かを言って理解してもらおうとしても、言い訳と言い逃れと責任逃れの言葉しか返って来ない。そもそも理解できないから直らない(治らない)。なんならお前がうるさいとなって叩き合いになる。いわゆるコロナ前のネット炎上だ。
ではどうするか。
この人たちは別の世界に人たち、コロナ前の人たちだと思って関わらないのが一番。関わらない、その場から去る、それ以外にもう方法はない。違う世界の出来事だと思って勝手にやらせとけばいい。
残念ながらいま日本人のモラルやマナーは極端に低下している。そしてリアルもネットも治安が悪くなっている。その人たちは理解する頭もないし(あるなら最初からやらない)直す気もない。自分さえよければいい自分させ儲かればいい自分の責任にならなければそれでいい、と思っている。だから注意してもアドバイスしてもずっと何年も変化しないので、もうネット上でご意見番のように叩くのはやめた方がいい。

僕の経験から言うと、首相が誰になっても政権がどうなっても不景気の時代と言われても、実は、自分の生活や人生には全く影響しない。自分の人生に目標や生きがいや楽しみを持って、自分で考え行動し、時に努力しながら生きていれば世の中がどうあれ関係ない。不景気の時代でも給料が良い人もいるし、お金持ちでなく普通の給料でも人生が楽しい人もいる。そういうことだ。

世の中は(日本は)コロナ禍で二極化した。
自分で考えて行動して生きる人、
誰かに考えてもらって行動もしない人、
はっきり分かれた。
実はこれに気がついている人はいる。そういう企業も出てきた。
マニュアル労働、クレーマー対策ルール、コロナ前はそういうのを客に押し付けていた。今もそういう企業は多々ある。
しかしその生き方では世の中がよくならないと気づいた企業が1割くらいは出てきた。人もそうだ。

たとえば、コロナ前の時代に飛行機に乗ると「本日は団体客がいて修学旅行生がいて申し訳ございません」というような事を客室乗務員が座席まで来て言ってきたことが何度かある。これはあとでクレーム言われないために先に謝罪をしておく、いわゆるクレーマー対策マニュアルだ。
しかしこれをされるといい気分はしない。僕がクレームを言う人に見えたのか?と思ってしまうし、こちらはそんなこと気にしてないのに、いちいち席まで来て言わなくてもいいのに、と気分が下がる。
何より修学旅行生がかわいそうだと思った。一生に一度の修学旅行で乗った飛行機で客室乗務員にうるさい団体客扱いされているわけだ。たぶん修学旅行生はあの事は聞こえているだろうし気づいていたはずだ。トイレに行った時に見たが、実際は修学旅行生は疲れて寝ていたかスマホ見たり音楽聞いたりして騒いでなんてなかった。
そしてコロナ後、その航空会社の客室乗務員や空港スタッフからそういうことを言われれることが一切なくなった。それどころかマニュアルにない接客をしている。自分で考えて自分で行動する客室乗務員が多くなったと感じた。
赤ちゃん連れのお母さんがいた。降りるとき、そのお母さんが座席上から荷物を取ってまとめるまで、客室乗務員が来て赤ちゃんを抱いてあやしていた。うちにも2人小さいのがいるんですよ~と笑顔でそのお母さんと話しながら。
これはマニュアルにないと思う。コロナ前だったら、マニュアルにない余計ことをしてクレームが来たらどうするんだ?誰が責任取るんだ?と言われれるから、絶対に客室乗務員がお客さんの赤ちゃんを抱いたりはしなかったはずだ。
今でもマニュアルにない余計ことをするなクレーム来たりなにかあったら誰が責任取るんだという企業が大多数だろう。そして人もそいう人がまだまだ多いはずだ。しかしそのコロナ前の生き方をしても企業側も人も客も誰も言い気分にはならない。それどころか世の中が(日本が)叩き合いになってしまう。
これに気がついた企業や人が、コロナ後の新たな生き方をしている。
コロナ前の生き方であるマニュアルや責任逃れや言い訳をやめて、自分で考え自分で行動し人を思いやるプロフェッショナルな生き方や仕事をはじめた。
これが僕が言うコロナ後で日本が二極化したということだ。
これに気がつく人や企業が少しでも増えていけば日本は少しは良くなっていく。

自分で考えて自分で行動して生きていく人、
誰かに考えてもらって行動もせず、誰かが考えたマニュアルに従い責任逃れと言い訳で生きていく人。
日本の人も企業も、どちらの生き方をしていけばいいのか、はっきりしている。

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