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焼きたての《どら焼き》に魅せられて

大分市椎迫のどら焼き専門店「みつばち堂」にて、

粒あん6個、こしあん4個の計10個のどら焼きを購入。

しめて2,200円なり。

どら焼き1個に220円払うなんて、今までの自分では考えられません。

なぜ、私はこのどら焼きに惹かれてしまったのだろうか。

どら焼き

この店を知ったのは、大分テレビ局の番組のなかで紹介されていたのをたまたま見たのがきっかけです。

テレビ番組でお菓子、スイーツなどが紹介されるのはよくあることで、私もちょくちょく見ることはあります。

しかし、これまで番組で紹介されたものを食べてみたいと思うことはありませんでした。

なのに、なぜ今回は食べてみたいと思ったのか。自分でも不思議です。


私はどら焼きが特別好きなわけではありません。

これまで私がどら焼きを食べるとすれば、人から貰ってのことです。

それも、高級でない、コンビニで売っているようなもの。

そのどら焼きは、ビニールに密封包装されていて、保存剤が入った賞味期限の長いどら焼きです。

まあ、普通に考えて、美味しいわけはありませんよね。

実は、ここに、私が今回番組で紹介された《どら焼き》に惹かれた理由があったわけです。

つまり、私はこれまで本物の美味しいどら焼きを食べたことがありません。

私はどら焼き様の真の美味しさを知らない。

どら焼き様の真の姿を拝見したことがない。

そこに、いきなり焼きたての本物のどら焼きの映像が目に入ったきたわけです。

私とどら焼きとの黒い歴史に、眩しいほどの一筋の光が差し込んできたのです。

本物のどら焼きを食してみたいという気持ちが一気に沸き上がった瞬間です。


いまこうして文章を書きながら、ふと思ったことがあるのですが、

それは、もしかすると私の心の奥底には本物志向が眠っているのでは、という思いです。

『本物と出会うことで本物を知る』

誰が言ったのか分かりませんが、どこかで聞いた言葉です。

テレビに映る焼きたてのどら焼きの映像が、

「本物のどら焼きを食べたい」という私の心のなかに眠っている本物志向を目覚めさせたかもしれません。。(笑)

これからはどら焼きに限らず、多少値段が高くても本物に触れて生きたいと思いました。

色々と御託を並べましたが、理屈抜きで《美味しいどら焼き》です。

店の地図を添付しておきますので、よかったら一度ご賞味ください。



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