おやじと観たX-MEN

あれは2011年だった。当時、父もまだ元気で外出なんかも普通にできていたころだった。
父の日になにかしてあげたいなって思って。そうだ映画館に行こうかと父に言った。

そしたら「X‐MENが観たい」と父が言った。
X‐MENと言えば2000年の初期作品公開から今もなおスピンオフシリーズや派生作品が続くマーベルの超ヒットシリーズだ。

当時、私はこの映画を全く知らず。まあ父が喜ぶならという理由で一緒に映画館に観に行くことにした。

当時観に行ったのはX‐MEN ファーストジェネレーションだった。
いわゆるスターウォーズエピソードワンといった作品。
スターウォーズ作品を筆者は全くみていないのにたとえ話に使うのはどうかなと思うのだが。

最初はこの映画をあまり期待せずに鑑賞したのだが、
キャスティングされている俳優さんの魅力やストーリー性の深さに一気に引き込まれてしまい、
父との鑑賞後も別の日に何度もおかわりでこの映画を観に行くというくらい、どはまりしてしまった。

当時、高校を卒業してすぐの会社を人間関係を理由に退職しており、
暇だったこともあったのだが、11回も観に行った。

それくらい、当時の心境とこの映画のストーリーやキャラクターの心理描写が自分の心に響いたのだ。

それからというものの、X‐MENの過去作品はすべて視聴し、
新作が公開されれば必ず映画館に観に行った。

私はとくに主役キャラのウルヴァリンが大好きで、
彼の鍛え上げられた肉体にあこがれ当時肉体改造を開始するほどだった。

とまあ、父の日の思い出を振り返ってみた。当時X‐MENを観たいと言ってくれた父に感謝している。こんなすばらしい作品と出会わせてくれたのだから。

今は病院に入院している父。はやく元気になって帰ってこいよー。
またX‐MENを家で観ようね。

#映画にまつわる思い出  ♯X‐MEN


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