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「本屋ロカンタン」さんのこと。

西荻窪の「本屋ロカンタン」は、私にはハードルが高かった。
今回、ワタナベアニさんから予算を頂いて「本を買ってきて」という指令を受けたものの、自分の知的レベルで読める本が見つからない。

どの本を買うか悩む私の前で、颯爽と本をレジに運ぶ人がいる。
選ばれたその本に対して「この本、僕も寄稿してるんですよ」と店主が仰る。
お店とお客さんのインテリ度が高いのだ。

己の知的レベルの低さに愕然としつつ、なんとか2冊を選ぶ。
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となりのヘルベチカ
3着の日記
合計:3,817円(7/18購入分)

フォントに関する知識を学びたかったのと、旅に関する本が読みたかった。

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"予算消化"には至っていない。後日再訪することにした。


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『こんにちは!さよふしぎたんていしゃです!』770円(8/8購入)

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Instagramの連載を本にしたそうだが、出色だった。読んでいて、心がほぐれる感じがする。
現時点(2020/8/31)でこの本はAmazonで買えない(ロカンタンさんの他では、京都の「ホホホ座浄土寺店」さんなどで購入できる模様)。こういう本との出会いが本屋さんに行く醍醐味だろう。

Amazonでは自分の趣味の範囲でしか本を買えない。AIの「オススメ」は、自分の許容範囲を超えてこないが、本屋さんには「自分の知的レベルを超える本」がゴロゴロある。本屋さんというのは、自分の幅を拡げる場所だったことを思い出した。

アニさんに頂いた"予算"にはまだ至っていないので、また「ロカンタン」さんに行かねばならない。そこでしか出会えないような本との遭遇が楽しみだ。


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