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高島易断の生まれ月による運勢

高島易断は、当たると評判の易占いで、古くから日本人の生活に取り入られてきました。

運勢を調べるためには、九星気学におけるあなたの本命星を知っておくことが必要不可欠です。

本命星を知る上で必要なのは、『生年月日』だけです。

そこで本記事では、本命星の調べ方から、生まれつきによる運勢までお伝えしていきます。

この記事を読むことで、あなたの本命星がわかり、2021年の基本的運勢な運勢まで把握できます。

高島易断の九星気学とは?

九星気学の『九星』は、実は天体の星を指しているわけではありません。

人の『気』をあらわしています。

地球上には、次の九つの気が存在しているのです。

一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫

人は生まれた瞬間の大気に影響され、それが宿命となります。

したがって、自分の生年月日を知ることで、本命星を知ることができます。

そして、九つの気が、一定の法則によって八方位を循環しています。


定位盤に九星を配したもの
気学と『八掛(はっけ)』

高島易断の九星気学においては、一年を春夏秋冬と各季節の間の*土用とで、八旗(はっけ)に分けています。

各季節に対して、坎(かん)・艮(ごん)・震(しん)・巽(そん)・離(り)・坤(こん)・兌(だ)・乾(けん)と構成して、八方位に当てています。


定位盤に八卦を配したもの それぞれの方位に、"宮(ぐう)"を持っている


この八方位は、人の運勢や家相に至るまで、広い範囲で活用されています。

*土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節で、 1年のうち不連続な4つの期間になります。

具体的な期間は、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつです。

生まれつきによる性格と運勢!

一月生まれ

一月生まれの人は、わがままな性格で気分にムラがあり、自分勝手な行動が多いといった欠点があります。

この性癖を謹んで忍耐強く精進すれば、中年期に多くの苦難に遭遇しても、晩年には意外な幸運を獲得できます。

そして、人もうらやむほどの幸せな余生を送ることができます。

二月生まれ

二月生まれの人は、気性が活発で思慮深い性格です。

また、記憶力が良くて学業に優れているので、若い頃から頭角を表す人がおおいでしょう。

しかし中年期に失脚してしまう恐れがあり、従来のムラ気でひとつのことに専念できません。

自分の性格をよく理解していくことで、晩年に大成できます。

三月生まれ

三月生まれの人は、弁才が優れていて、人付き合いも上手ですが、熱しやすく冷めやすい欠点があります。

他人の面倒をよく見ますが、長続きすることは少なくて、かえって逆恨みされやすいです。

晩年の運勢は落ち込みがちですので、中年期にしっかり策を立てておくことが大切になります。

四月生まれ

四月生まれの人は、義理人情がありますが、ちょっとしたことでも腹を立ててしまう特徴があります。

この性癖を自覚して仕事に取り組めば、意外なほど出世する人がたくさんいます。

また、土木関係や農業などに適しており、財を築く人もいるでしょう。

五月生まれ

5月生まれの人は、物事に対して慎重な傾向にあります。

また、思慮深くもあり他人の考えを読む取ることも得意です。

しかし、気を回し過ぎるあまり相手の行為に疑念を持ってしまうと、円滑な交友関係を築くことが難しくなります。

中年期は浮き沈みが激しくて、苦労しがちですが、晩年は良運を得て楽に暮らしていくことができるでしょう。

六月生まれ

六月生まれの人は、地道な稼業を嫌い、大事を企てて失敗する傾向があります。

しかし、愛想が良くて弁才もあるので、人間関係は円滑で、同業者や友人からは信頼されるでしょう。

晩年の運気は落ち込みがちですので、中年の盛運期に晩年の基礎を築いておくことが大切です。

七月生まれ

七月生まれの人は、取り越し苦労が絶えず、決断力が乏しいためせっかくの好機を取り逃しがちです。

しかし、将来の性格は大変善良ですので、仕事は真面目に取り組み、長い間継続して勤めることが可能でしょう。

あるいは、芸術家や学者の道に進んで、名を挙げる人もいます。

八月生まれ

八月生まれの人は、何事に対しても器用に取り組んで巧みにこなしますが、飽きやすく辛抱に欠ける面もあります。

中年期において、二度か、三度ほど絶好の機運に恵まれますのが、移り気が強くて取り逃してしまう人が多く見受けられます。

器用貧乏で一生を終えないように、よく自覚して戦略を立てていくことが大事です。

九月生まれ

九月生まれの人は、事なかれ主義の消極性を嫌い、他人事であっても自ら進んで世話をしたがる性格です。

それゆえに、何事もうまくいきやすくて、世間からの信頼も集めやすいといえます。

運気は初年および中年期は不振で苦労しがちですが、晩年に訪れる盛運によって、大成功をおさめるでしょう。

十月生まれ

十月生まれの人は、石橋を叩いて渡るほど用心深くて、他人の言葉をうかつに信じない傾向にあります。

したがって、周囲からは偏屈者と思われやすくなり、人付き合いの面で損をする場面がでてきます。

しかし、生来は真面目な性格で与える精神にも富んでいるため、忍耐強く仕事に励むことで、大成功することができるでしょう。

十一月生まれ

十一月生まれの人は、凝り性の人が多く、一度取りつかれたとなると、徹夜してしまうほど集中力を発揮します。

ですが、すぐに飽きてしまって、物事を継続できない傾向が強いです。

また、短気ですが、竹を割ったような性格の持ち主です。

中年期は苦労が多いですが、晩年は盛運に恵まれるでしょう。

十二月生まれ

十二月生まれの人は、自己顕示欲が強くて、見栄っ張りな人が多いです。

しかし、大きな事を言うわりには、気が小さくて新規事業などの思い切ったことができずに、損をしがちな人が多いです。

運勢は、晩年に最も盛運となりますので、子孫にも財を残していくことができます。

まとめ

本ページでは、生まれつきによる運勢までお伝えしてきました。

あなたの本命星は、変えることができないものですが、長所と短所をあらかじめ把握しておくことで、良い運勢を引き寄せることができます。

また、人生でうまくいかない時期があっても、高島易を参考にすることで、将来的な道筋を立てやすくなります。

ぜひ、日々の生活に高島易の暦をチェックする習慣を取り入れて、あなたの人生の基本的な指針としてください。


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