「遊び」じゃないとできないこと
朗読音楽劇「さくらまつ」の稽古がすすんでますけども、
最初に、作曲・歌唱指導の福井小百合さんに声を掛けてもらった時に、
「一緒に、遊びましょう!」
と言われたのが印象的だったし、それって大事なことだよなーって、稽古をしながらも思ってます。
というのも、仕事仕事!と思ってやる時の、様々な「制約」ってあるでしょ?
スケジュールや、ギャランティや、場所や、関わるスタッフや、事務所の意向や、プロデューサーの好みや、etc.
そういう制約は、遊びだろうが仕事だろうが、あるにはあるわけですよね。
だ・け・ど
遊びだ!と思うと、踏み出しやすくなる一歩って、やっぱりあるじゃないですか。
「こんなんしちゃったりして!」
と、プレッシャーを外して、自由になるというか。
つまり、自分に対して、自分が掛けている制約を取っ払う。
実は、仕事だ!と思っている時の制約って、3種類あって、1つ目は、「物理的制約」(現実的にどうしようもないやつ)2つ目は「精神的制約」(プレッシャーとか、上司に怒られるとか)と、ここまでは、いいんだけど、次の段階として3つ目、
「習い性になってること」
これが、やっかいなんですよね。
つまり、妥協して、「まあ、こんなもんだろ。」「どうせできないし」という経験に慣れすぎると、そのうちに、適当なところで、
「はい、言われたことは、ちゃんとしましたんで」以上終了
そういうルーティンになってしまうと、制約とすら感じません。
だから、「これは遊び!」と思って臨むことって、大事なんです。
遊びの肝は、どうしたら「自分がもっと楽しくなるか」を1番に考えること。
楽しむことが、結果として、楽しませることを生む。
そんな風になればいいなと思っております「さくらまつ」
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