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You Tube型⇔劇場型コンテンツ

再びYou Tubeで短いコンテンツを始めたわけだけど、

やっぱり、これから情報やエンターテイメントの一個の側面として、こういう短いコンテンツって可能性がありそうに思うからなんですね。

一つ大きいのは、

観る側の時間のサイクルがどんどん短くなってきているのは、良い悪い別にして確実にあって、

You Tubeでも、一つの動画の長さが7分を超えると、急激に見る人がいなくなるそうです。

見ていても、そこで離脱してしまう。

しばらく前に、「今の子は、本を読まない」とか「テキストも、長くなると読まれなくなる」という話題が出てきて、そのときは、

どちらかと言えば「活字離れ」という話題に収斂していくムードがあったんだけど、

結局、映像でも同じ事が起こっていて、これは、

観る側の集中力が、急激に衰えているわけでは決してなく、単に、いろんな情報がありすぎて、

「見切りが早くなっている」

んだろう思う。

だから、短いコンテンツであっても、その間を楽しませる要素がなければ次に行ってしまうし、

逆に、まあ希望的になんだけど、例えば、劇場で舞台を見たり、イベントで「安部礼司」を見たりする時に、

「今までより、飽きっぽい、集中力のないお客さんが増えた」わけではないだろうと思う。

だから、コンテンツは二極化するんじゃないか?

一つは、「短くて、役に立つ」実用系や、「一回見れば笑えるし、それで十分(何度も見たり、長く見たりはしない)」消費される笑い系などの

You Tube型コンテンツ

もう一つが、どこかに集まって、皆で体験や物語や、ドラマやその空気を「共有する」ことに意味がある、

劇場型コンテンツ(これは、従来型のライブや、映画、演劇、イベントのことだけどね)

発信側から言うと、それぞれ役割が違う。

You Tube型は、発信者が受信者にとって、「見慣れた人、友達、仲間みたいな存在」になるためのコンテンツ。

劇場型は、受信者が広い意味で、「一体感を醸成する」コンテンツ。

これが、相互に影響し合うような状況を作りたい!

つまり、「You Tube」でいつも見ている、友達のような人が、今まで見たこと無いような顔を見せる「劇場」での舞台を観に行く。

そんな目論見で、どちらもがんばってみます!

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