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ジャンルの境界線を超えて
今ねー、ワインイベント「小林タカ鹿霊能探偵社~鮮血のピノ・ノワール」(11月17日㈮開催、詳しくはトロワバグblog)の準備をしているところですが、
今回のチャレンジは、
「演劇やったことない方にも、セリフを喋らせる」
というところが一つあります。
「もう、完全に台本持ったままでいいので、キッカケが来たら喋ってください。あとは、適当にいじります。」
を、お芝居の中に組み込む。
そうすると、もちろん、劇場のような場所でやる、いわゆる演劇と比べたら、緊張感や没入感、覗き見感は下がるかもしれないけど、
そういう劇場型のリアリティだけを「クオリティ」と呼ぶのか?といったら、僕にはよくわかりません。
今回のイベントも、ワイン片手に、お料理を食べながら観るものですし、もっとジャンル横断的な、常識破壊的な面白みがあっていい!
だから、最近僕が何かのイベントをやったり参加した時に思うのは、
「作品のクオリティ」というよりも、「お客さんの満足度」
に感心がいってるってこと。
「面白いものを観た!」「普段できない体験をした!」「こういうのもありかなって思えた!」
これからの演劇は。。。いや違うな、演劇一般はそのまま芸術として、放っといても存続するんでしょう、多分。
でも、生でやるエンターテイメントの形は、多様性を模索していく方が面白い♪
演劇とミュージカルの、朗読とラジオドラマの、プロと素人の、客席と舞台の、イベントと音楽の、映像とライブの、様々な境界線を意識してごちゃまぜにしていく。
というのが、面白いと思うのです。
作品性や没入感は、どうしてもこれから、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、CG、ホログラム、ロボット、AIなどのテクノロジーと戦うことになる。
でも、生で人がやっている、非効率性や滑稽さや、何が起こるかわからない感じは、その戦いには入っていない要素だと思うからです。
ぶっつけ本番でしか、生まれないものも、そこにはあります。
ああ、楽しみ♪お待ちしておりますm(__)m
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