だめだこりゃTPP
「アメリカも批准できないTPPの内容はこうだった!」山田正彦
を読んで、改めて、TPPをよく知らなかったことと「なぜよく知らないままだったのか?」についても勉強になったなぁ!
TPPでよく問題になっているISD条項(多国籍企業が国を相手取って、訴訟を起こせる)はもちろん、
農業、漁業、畜産、金融、保険、投資から公共事業まで、あらゆる産業に渡る、リスクにふれている。
なぜ、僕らはこの詳細を知らないのか?
について言えば、
TPPが秘密協定であることや、その「契約書」となる協定が6300ページにわたる膨大なもので、しかも日本語の正本がない!ことなどなど。
そのことに、マスコミが触れないことなどなど。
僕は、TPPにアメリカ国民の7割が反対していること、国民の6割以上が反対してしている国が大勢であることなどもよくわかってなかったもんねー!
こんなに世界中の「国民」が反対していて、じゃあ誰のためにこんなことするのか?
というのが、
国際金融資本、多国籍企業のため
というあたりの話になると、なにかアレルギー的に陰謀論か?!と思う人も多そうだけど、
先ほどのISD条項というのが、
一部の企業の訴えが、一国の主権の上に来る。(最高裁の決定を、世界銀行を含む国際調停で覆せる)
ところから見れば、どうも間違い無さそうですねー
。。
世界の今の流れは、イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ旋風(もちろんTPP反対)、などが全部、
国際金融資本vs.主権国家
資本主義vs.民主主義
の様相になってきてるところなんで、
皆さんの中に、興味が湧く人が、1人でもいるなら是非読んでみて欲しいところですねー。
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