扱われ方説明書
人は、扱われ方によって、全然変わっちゃう
って気がしませんか?
例えば、大人数の集団で下っ端扱いをされていれば、どうしても、
下っ端根性が抜けないとかね。
それが、ある集団のトップに抜擢されたら、急に風格が出てきたり。
「貧乏性で。。。」
なんていうのも、もしかしたらそういう染み付いちゃってる習い性が引き起こしている部分が大きいのじゃないでしょうかね。
怖い実験で有名なのがあります。
集めた人の集団を、任意で2つのグループにわけ、
囚人役、と、看守役
に分けて役割を演じさせる。
と、次第に、エゲツない囚人いじめが始まるという、スタンフォードで実際に行われた実験。
ドイツ映画「es」やアメリカで「エクスペリメント」という映画になっています。
こんな風に、人は与えられた役割や、立場によって作られる部分が非常に強い拘束力を持つ。
だから、「こうした方がいいんじゃない?」と思っていることを一つ。
「先生に勉強を教える以外のことをさせない」
日本の学校の先生は、授業以外に、やることが多すぎ!と言われてます。事務的なことや、課外活動、それからカウンセリング的なものはやはり、別の職種として人を入れて、
様々な職能の集団で、子供を育てるんだ。
先生を、偉い人にさせておく。
という意識が大事なんじゃないかな?
よくある話だけど、例えば、音楽のこと全然わからない先生が、ブラスバンドの顧問させられて、生徒に
「ムダになめられる」
といったことって、あるからね。
それって、無意味な不幸ですよ。お互いにとって。
だって、そっちのプロじゃないんだし。
その立場の人に、その立場以外のことをさせないことも、大事なんじゃないでしょうか?
(なんでも自分でやろうとする、自分への戒めも込めてます。。)
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