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改めて、声と身体

舞台をやる時に、昔から常に思っていることの一つが、

舞台は結局

「声と身体を見せている」

というもの。

映像なら、カメラやマイクで絵も音も、拾って、切って、貼って、編集して完成するからいいけど、

舞台にいる以上、声が届かないと、(大げさな言い方をすると)

そこにいないのと同じ

だし、

身体が全て観られている以上、

身体の一部でも、「さぼっていたり」「嘘をついていたり」すると、

すぐバレる。

見抜かれてしまう。

お客さんは、バカじゃない。

しかも、お客さんは、今、そこにいる。(映像だとリアクションわからないからね)

つまり、その芝居が通用しているかどうか?についても、答えが常に出てしまう。

そういう面白さと厳しさが、客席と舞台の間に存在するのが舞台だ。

今回は、ミュージカルということで、歌やダンスも入ってくるけど、結局おんなじだねー。

声と、身体。

P.S. にもかかわらず、僕、不必要なところで、「顔で笑い取ろうとしたり」してますけどね。コクーンだと、4列目ぐらいまでしか伝わらないけどWWWW

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