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業界を越えて流れる川

最近漠然と感じているのは、

「業界的なるもの」の崩壊

というものです。

ITネットワークの登場と共に急速に力を失いつつあるのは、

業界的なしきたりや慣習、あるいは、既得権を含む、

業界のならい全般なんじゃないか?

あらゆることが、お客さんとダイレクトにやり取りされるようになると、

業界的にどうであろうと、結果として、力を持ちうる。

安部礼司をやっていると、ラジオ業界でも前代未聞の盛り上がりだと言ってもらえたりするんですが、

業界の評価よりも、一人一人のリスナーに愛されていることの方がありがたく感じてしまうのは、

僕らがそういう温かな支援を得ることで、すでにダイレクトな対価を、リスナーから貰っているという感覚があるからです。

そして、Twitterやらnoteやらでダイレクトに繋がった人達と一緒に、

業界を揺さぶっている実感がある。

ファンの支援は、今まで以上に、力を持ちつつあります。

業界が作った流れに乗るのではなく、手を繋いで歩き始めた人達が流れを作る。

そのストリームは、メインでなくとも、ぶっとくなくとも、

自由さと心地よさを備えている。

業界の枠組みを越えて流れる川。

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