見出し画像

仕事、家庭、趣味など悩みが多くなる30代に、悩みの解決方法を伝授してくれます。『悩みの多い30歳へ。 世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法』

『悩みの多い30歳へ。 世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法』は、紆余曲折なキャリアからGoogleまで進めた著者の経験から30代の悩みを解決してくれるビジネス書です。
「人生の意味:自分の才能を発見する/人生の目的:その才能で誰かの人生がよりよくなるよう手助けする」「夢:どんな価値を築きたいかに対する答え」「金儲けがオプションではなく必須になれば、仕事に対する心構えが変わる」など、悩みを解決するに必要な価値観を変える方法が載っています。
特に「甲殻類が成長するためには、古い殻を脱ぎ捨てて、やわらかな素肌をさらして過ごす時間が欠かせない」は、自分の殻に閉じこもってしまう前山のようなサラリーマンに警告を促します。
「成長するには必ず痛みが伴うもの」と、痛みを怖がっていては成長しないのです。
たとえ自分が傷ついてしまっても、それが経験となって、成長への贄となるのです。
成長したいサラリーマンは、自分の殻から抜け出す一歩を踏み出す必要があるでしょう。
 
「失敗はいろいろな現象の1つに過ぎず、それが自分自身の価値そのものになるわけではない」「失敗とは単に、自分の予想や希望とは違う展開になったというだけのこと」「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」などを通して、失敗に対する考え方を変えるだけで、悩みを減らしてくれる効果があります。
特に「期待値が高いから失望が大きくなり、自分のキャリアを会社と同一視するから不安になる」は、会社に依存し過ぎると、不安が増え、不安定な状態に陥ってしまうことを示しています。
会社は利用価値の無い人間を養ってはくれません。
「会社がいつでも自分を捨てることができるように、自分もいつでも会社を捨てられる準備をしておかなければならない」のです。
つまり、自分の価値を高め続けないかぎり、いつ会社に捨てられても文句は言えません。
会社に捨てられる恐怖に負けているサラリーマンは、自分の価値を上げる活動を始めてみてはいかがでしょうか。
 
オタクの視点から言うと、「井の中の蛙が悪いわけじゃない/問題なのは、井の中で不幸に生きる蛙だ」に刺さりました。
オタクは、井の中の蛙であり続ける存在です。
そして、そのことを「恥じだ」と思い、自分自身で不幸に陥っているのです。
別に井の中の蛙であることを恥じる必要はありません。
30年前ならオタクというだけで排除されましたが、今の時代は逆に尊敬されています。
オタクであることを誇りに思い、自信を持てば、「井の中で不幸に生きる蛙」にならずにすむでしょう。
 
#悩みの多い30歳へ #世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法 #キムウンジュ #藤田麗子 #CCCメディアハウス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?