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家と人生をリンクさせることで、概念が具体に変わり、分かりやすいです。『Do It Yourself 自分の人生のつくりかた』

『Do It Yourself 自分の人生のつくりかた』は、家を題材に自分の人生を考えるビジネス書です。

「人生における基礎:自分自身に対しても他人に対しても正直」「自分に正直になるには、自身の心に向きあって、その声をよく聞くこと」「得意なことでもあえて趣味として続けるようにしている」など、自分に対して素直になることの大切さを教えてくれます。

特に「4本の柱:在る=感じる+遊ぶ/する=働く+考える」は、家の柱のように人間を支える4つの概念です。

4本の柱とは、「在る」の「感じる」と「遊ぶ」の2本と、「する」の「働く」と「考える」の2本のことです。

この4本の柱をバランスよく時間や労力を注がないと、支えられずに倒れてしまいます。

仕事に一辺倒と「働く」柱ばかりに注力しているサラリーマンは、一度見直してみてはいかがでしょうか。

 

「自分の基盤にも、ときどき水平器(他者の目)をあてて確認してみる」「趣味とは、自分への挑戦であり、習得し上達するのに時間がかかるもの」「遊びの最大の目的:いまこの瞬間を味わうこと」などを通して、人生のバランスを取ることが学べます。

特に「壁にペンキを塗ったら乾くまで待たなければいけないのと同じで、人の身体にも休ませる時間が必要だ」は、長い時間、継続するためには休むことが必要だと教えてくれます。

「重要でないことや、見返りの少ないことに、時間を浪費しない」とあるように、「過去や未来について考える時間を減らす」「テレビ/ソーシャルメディア/ニュース/ひとりで遊ぶゲーム」などの浪費を制限するだけで、休むための時間を確保することができます。

「自分の内面に焦点を当てて、考え、選び、行動すれば、変化を起こすことができる」と、休むだけでなく、内省して成長するための時間も得られます。

成長したいサラリーマンは、休む時間を確保することから始めてみましょう。

 

#doityourself #自分の人生のつくりかた #マイケルキダ #飛鳥新社

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