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インフレに生活を脅かされたくない方は、「お金をどこに預けるのか?」を真剣に考える必要があるでしょう。『インフレ不可避の世界 今すぐ大事な資産を守りなさい』

『インフレ不可避の世界 今すぐ大事な資産を守りなさい』は、これからインフレが起こる確率が高い現代を生き抜くためのビジネス書です。

「コストプッシュ・インフレ:供給サイドからの物価上昇圧力」「ゼロ金利への誘導政策こそが、先進国の成長率がなかなか高まらない要因」「金利をゼロ同然に引き下げ、資金を大量に供給する政策は、経済活動の活発化に、なんのプラスにもならない」など、賃金が上がらず、物価が上昇するという危機を回避できるかもしれません。

特に「通常は、中央銀行のバランスシートつまり総資産の規模は、その国のGDPに対し、10%台にある」は、10%が基準なのに米国やEUはもとより、日本が基準を逸脱していることを教えてくれます。

「米国の中央銀行であるFRBのバランスシートは、米国のGDPの40%」「ヨーロッパ中央銀行では、EU全体のGDPの60%」と、基準の10%を大幅に膨らんでいます。

さらに日本は「日銀のバランスシートは、日本のGDPの130%」と、米国やEUと比べても膨大な膨らみになっています。

国が危険領域に突入している現実を見据えて、前山のようなサラリーマンは資産を守る準備を始める必要があるでしょう。

 

「世界の債務残高:世界のGDPに対して3.5倍もの大きさに膨れ上がっている」「債券利回り:いつもその時々の金利水準に連動することになる」「次に、金融緩和バブルの崩壊で公的年金に限らず、多くの年金マネーが巨額の運用損失を被ることになる」などを通して、マネーが飽和状態に陥っている現代への危機感を知らしめます。

特に「残しておいていい一部の株式:人々の毎日の生活を支えてくれている企業群」は、株価の大暴落でも生き残れるための方法を教えてくれます。

「日々の生活に、なくては困る企業群」「実体経済から一歩も離れず、バブルなどに浮かれることなく本業のビジネスに徹している企業群」と、生活に根付いた会社の株を購入することで、資産の目減りを抑制できるとしています。

自分の資産を守りたいサラリーマンにオススメです。

 

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