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答えのないゲームを制するには、答えよりもプロセスを重視する必要があります。『思考技術 「答えのないゲーム」を楽しむ』

『思考技術 「答えのないゲーム」を楽しむ』は、答えのない問題を解決するためのビジネス書です。

「プロセスが最高で非の打ち所がない→プロセスから導き出した答えは最高だ」「比較して語ることで“なぜ、それを選ぶのか?”を自然と言語化できる」「仮説思考:四の五の言わずに、与えられた情報から論点に対しての答え(回答)を作り切ること」など、解けない問題を解決するために必要な価値観を教えてくれます。

特に「答えのないゲームの戦い方:プロセスがセクシー/2つ以上の選択肢を作り、選ぶ/炎上、議論が付き物」は、答えのないゲームを戦っていく上で、必要な進め方が学べます。

「セクシーなプロセスから出てきた答えはセクシー」「選択肢の比較感で、より良いものを選ぶ」「議論することが大前提。時には炎上しないと終われない」と、答えが出なくても、より良い戦いに持ち込んでいくために、正しいプロセスが必要なのです。

答えのない問題に苦しんでいるサラリーマンは、前提条件から考え直す必要があるでしょう。

 

オタクの視点から言うと、「勝負が100分の70or100分の3を見極めた上で行動に移る」に刺さりました。

「大勝負(100分の3)の戦いに勝利するために、それまでは100分の70に挑み力を抜く」と、普段は力を抜くことで、大勝負に全力で挑むことができるのです。

オタクは、趣味に全力を注ぐために、仕事は手を抜きます。

もし趣味を大勝負に転換すれば、オタクが大成功のカギを握るのかもしれませんね。

 

#思考技術 #答えのないゲームを楽しむ #高松智史 #実業之日本社

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