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「捕らぬ狸の皮算用」をした方が幸福になれる?『幸福についての小さな書 よりよく毎日をおくるたしかなこと』

『幸福についての小さな書 よりよく毎日をおくるたしかなこと』は、幸福な状態を増やすためのビジネス書です。

「幸福の尺度の基準:大恋愛、大成功、人生の大改革」「幸福とは異常な状態だ」「信仰:その人に自我同一性[アイデンティティ]を与える」など、幸福を追求するために必要なことを教えてくれます。

特に「心的時間旅行:頭の中で自分の期待する未来の場面へと旅をし、体験する」は、幸福を増やすための一つの方法です。

「未来についてポジティブに考えられる人は、人よりも頻繫に未来について考える」とあるように、未来の記憶を増やす効果があり、未来の体験を可能とする心的時間旅行を行うことができます。

「頭の中では実際に起きているかのように現実的にとらえている」と、妄想でも現実の記憶と同じ効果があります。

幸福を増やすためにも、未来の記憶を増やしてみてはいかがでしょうか。

 

「現在進行形の出来事で幸福になれない:それが起こっているときには幸福を感じている暇がない」「体を動かすだけで、私たちはちょっと幸せになれる/幸福感と脈拍に因果関係がある」「幸福には期限がある」などを通して、快楽と幸福の違いを学ぶことができます。

特に「ゲーム:あなたがフローに乗れるなら、少しでも幸せを感じるのなら、時間の無駄ではない」は、たとえゲームでも、得意なことを続けるだけで成功や幸福に近づけることを示しています。

「上手くなる→挑戦する勇気が出る→自らをコントロールできると感じる→フローに乗れる」と、フローに乗れば、得意なゲーム以外でも上手くなっていくのです。

「幸福度が上がれば、それはほかの物事にも波及していく」とあるように、幸福の波及効果を利用する必要があります。

「ゲームばかり」と𠮟っている親は、子どもの成功確率を下げているだけだと自覚した方がいいでしょう。

 

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