見出し画像

転職しなくても、自分のキャリアを成長させることはできます。『今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略』

『今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略』は、転職する勇気のないサラリーマンのキャリアを考えるビジネス書です。

「関係性の時代:個人と組織の関係性を改めて考え直し、これからキャリア形成を構築していく」「自己の強み=これまで投資した期間(時間)×積み重ねてきた経験(中身)」「作業アウトプットを減らして、思考アウトプットを増やす」など、自分を成長させるための施策を教えてくれます。

特に「キャリアの悩みを避ける:過去を受け入れる/現在を客観的に捉える/未来を構想する」は、自分のキャリアに挫折しないための考え方です。

「ファーストキャリア形成期(22歳~35歳):現場で求められるスキルを身につけ、ビジネスの基礎固めをする」「ミドルキャリア形成期(35歳~55歳):組織内へのキャリア依存の課題解決」など基本的なことを抑えつつ、年代ごとに求められることは違います。

「今の会社はイヤ、でも転職するのも怖い」と考える前山のようなサラリーマンにオススメです。

 

「4L理論:仕事/学習/余暇/愛情」「書く力を磨けば、幸せを増やすことができる」「他人のために、自分ができることは何なのかと問いかける」などを通して、自分の幸せを追求する働き方が学べます。

特に「仕事が楽しい:自ら主体的にその仕事に向き合い、その仕事にやりがいを感じ、その成果に納得している」は、仕事を楽しくするために必要なことです。

そのためには、「これまでの働き方に囚われることなく、より良い働き方には何が必要か、どうすることが最善なのかを考える」必要があります。

それには、企業と個人の両方に対策を立てなければいけません。

企業は「人生100年時代の多様なキャリアパスを用意する」、個人は「自ら主体的に生涯学習を続けていく」です。

企業も個人も、実現させるのは至難の業ですが、そうしなければ人生100年時代を生き抜くことはできません。

これからの時代は、企業と個人がお互いを助け合う必要があるでしょう。

 

#今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略 #田中研之輔 #ディスカヴァートゥエンティワン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?