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自分がモデルになったビジネス小説を読むのは、別の意味で面白い

ビジネスでは、アートがすべてだ。『君はリンゴで世界を驚かせるだろう 現代アートの巨匠たちに学ぶビジネスの黄金法則』を読んで、ビジネスとアートの融合を見た気がします。努力がChatGPTで補える現代では、際立つ技術であるアートを理解しないと立ち行かなくなるからです。
「人間には誰にも“影(シャドウ)”がある。でもそれに気づくか、気づかないかで人生が変わる」と、自分の中の光と影に注目することで、アートセンスを磨くことができます。自分の中の鬱屈した負のイメージを、上手く昇華すれば、誰にも真似できない作品となるからです。
「コンプレックス:受け入れ難い経験が複雑に絡み合った集合体」と、コンプレックスを上手く利用することも大事です。コンプレックスは、「ネガティブな劣等感に限らない、思考や感情の集まり」です。思考や感情の集まりなので、コンプレックスを受け入れれば、自分の成長に役立つのです。
バンクシーは「ほとんどの人間が主体性を使ったことがない」と、断じています。「なぜなら誰もそうしろと言われてこなかったから」と、主体性に関する教育が日本はもとより世界でもなされてなかったからです。自分が主体性を持つには、バンクシーの言葉に気づき、主体性を持つための行動を起こす必要があります。
この本は、『夢をかなえるゾウ』のアート版で、アーティストの名言を通して、ビジネスに役立てることができます。ビジネスで際立った活躍をしたいサラリーマンにオススメです。
 
#君はリンゴで世界を驚かせるだろう #ARISA #飛鳥新社

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