見出し画像

「相手に何かをやめさせることを目的にしたとたん、わたしたちは力を失う」に、「〇〇をしないで」と子どもを𠮟る親の無力をあざ笑います。『「わかりあえない」を越える 目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』

『「わかりあえない」を越える 目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』は、わかりあえない人たちと共感していくためのビジネス書です。

「たいていの人間にとって、他者に与えることは喜びなのです」「自分のニーズを自覚している人間は、従順な奴隷にならない」「ニーズのレベルでは、互いの人間性を見ることができる」など、ニーズを中心に自分の行動を変えていくための方法が学べます。

特に「他人があなたをどう思うかに決して耳を傾けなければ、もっと楽しく長生きできる」は、他人の考え方に染まる危険性を説いています。

「権力者:おかしい→自分:自分がおかしいと考える」と、権力者の教育によって、組織に従順な人間に洗脳されました。

しかし、それは苦しみの道なのです。

「自分の目的:自分のニーズを満たす」のように、自分のニーズを満たすことに集中することで、自分の人生はひらけて行くのです。

組織の論理で苦しめられている前山のようなサラリーマンにオススメです。

 

「人のあらゆる選択は、ニーズを満たすためのものなのです」「過ちは知恵の成長痛なのだ。それなくしては、個々の成長も、進歩も、克服もない」「“べき”はとてつもない苦痛を生み出す」などを通して、価値観の違いを越えた共感を生んでいきます。

特に「相手のニーズを知る→相手の行動によって自分のニーズが満たされない→相手の行動の不快感を伝える→別の方法を探る」は、分断された人たちと手を取る手段です。

「相手のニーズが満たされているかを知る」「その行動によって、自分のニーズが満たされていないかを伝える」「相手の振る舞いによって、恐怖や不快感を感じていることを伝える」「より少ない代償で満たせる別の方法をともに探る」の4つのステップを綴るだけで、相反する価値観の相手とも、共感を得ることができるのです。

相反する論理で動いている人たちをまとめるためにも、一度共感でつながる交渉術を身につけてみてはいかがでしょうか。

 

#わかりあえないを越える #目の前のつながりから共に未来をつくるコミュニケーションNVC #マーシャルBローゼンバーグ #今井麻希子 #鈴木重子 #安納献 #海士の風  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?