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「話し方3/話す内容5/演出2」と、話し方よりも、話す内容、つまり構成が大事であることを教えてくれます。『話し方は3割 誰でもまとまった話をしっかり効果的に話せる画期的な技術』

『話し方は3割 誰でもまとまった話をしっかり効果的に話せる画期的な技術』は、話し方よりも、話す内容を重視した話のビジネス書です。

「一つひとつの情報を意識して、その都度、立ち止まりながら伝える」「一つひとつの音を、サボらず丁寧に発音する」「原稿に書く:自分の考え、言いたいことが可視化される」など、話すことだけとっても、いろんな方法があることが学べます。

特に「構成:すべて書き出す/グループごとにまとめる/並べ替える」は、話し方の構成を端的に表しています。

プレゼンの発表など表立って話す場合は、一度すべてを原稿に書き出して、同じモノをグループ分けし、話す順番を並べ替えることで、論理的な話ができます。

さらに「オープニング:結論/概要/あるある/意外な話から始める」を追加して、スムーズに相手を話に持っていく技法も有効です。

「話す内容が5割」と、話し方が下手なサラリーマンは、構成から考えてみてはいかがでしょうか。

 

「ざっくり→しっかり法:ざっくり言うとどういうことか→補足することをしっかり話す」「抽象的な話のあとには、必ず具体例を挙げる」「1文はできる限り25文字以内におさめる」などを通して、話すよりも書く技術の方が大事だと教えてくれます。

特に「すべらない話の構成のパターン」は、お笑いの構成を話し方に応用した方法です。

「最初:大まかにどんな話かを伝える」「次:基本的な状況を説明する」「さらに:客観的な描写を増やす」「最後:オチ」と、4つに構成されています。

基本的に「ざっくり→しっかり法」にプラスして、盛り上がりつつ落とすという構成です。

「話が面白くない」と話すことに怯えているサラリーマンは、お笑いの技法を真似てみてみましょう。

 

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