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「やる気が出る:仕事が予定どおり進んでいると実感する時」と、やる気を出す方法も教えてくれます。『明日できる仕事は今日やるな マニャーナの法則』

『明日できる仕事は今日やるな マニャーナの法則』は、明日やる仕事を今日やらないことで効率化を図るビジネス書です。

「本来、仕事を突きつめようとすれば、目先の仕事以外にも広く目を向けることが大切」「衝動の脳:刺激→反応(衝動の連鎖)/理性の脳:思考→決断→行動(理性の連鎖)」「あなたが集中することがあなたを作る/集中の対象が、あなたの生きる環境になる」など、周囲からは非常識でも、仕事を効率化するシステムに変えることの有効性を示しています。

特に「衝動の脳をコントロールできるシステムの原則」は、衝動の脳から理性の脳に転換するための方法です。

「明確なビジョンが存在する」「一事に集中する」「少しずつ頻繫に行う」「リミットを設ける」「クローズ・リストを使う」「突発の仕事を減らす」「コミットメントと興味を区別する」と、7つの原則を使うことで衝動的な行動を防げます。

衝動的に仕事をしてしまい、忙しさから抜け出せないサラリーマンにオススメです。

 

「成功への王道:一事に集中し、できたら次に進む」「効率のよさ=創造力のレベル×整理のレベル」「すべての仕事を明日やるのカテゴリーに入れるのが理想」などを通して、意外なモノが効率を決めていることを教えてくれます。

特に「マニャーナの法則:新たに発生した仕事を集める/仕事を類別する/類別した方針に従って、翌日まとめて処理する」は、仕事を効率的に行うための方法です。

他にも、仕事の先送りを防止する方法として、「採点方式で、毎日の仕事を終わらせる」「ダッシュ法を使う」「計画的に休憩を取る」「しっかりランチを取る」「仕事の終了時間を決める」「仕事の途中で休憩を取る」「気分と充実感を意識する」「衝動の脳をダマす」があります。

2つの方法を使えば、仕事に追われることを防ぐことができます。

仕事を先送りにして、後で追い詰められるサラリーマンになりたくないなら、この方法はオススメです。

 

オタクの視点から言うと、「集中は休憩から生まれる」が刺さります。

ある意味、集中力が高いオタクは、集中力が高いゆえに長時間、連続で仕事ができません。

途中で休憩を挟まないと、息切れしてしまうのです。

しかし、周囲からは、たとえ成果を上げていても、長時間机に座っていることを求めます。

成果より時間に価値を見出しているからです。

オタクは、日本的な価値観の会社に居ない方がいいかもしれませんね。

 

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