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iPhone13(仮)発売前におさらい-5Gについて-

そもそも5Gと言われますが、なんの略なのでしょうか?
昨年は、ニュースや新聞で5Gという単語に触れたと思います。
「なにかかが変わるんでしょ?でも私の生活に関係ないでしょ?」
いえいえ、関わりありますよ!それでは新しいiPhone発売前に振り返りましよう。5Gとは、下記の画像の通りです。

5GとiPhone12

まずは、5Gを略さない場合。
英語でフィフスジェネレーション!日本語では第五世代移動通信システムと呼ばれます。
あれ?第五世代ってことはそのまえに4世代もあったの?
そうなのです。あったんです!

5GとiPhone12 (1)

まずは、第五世代までの時代の流れを見ていきましょう!
下記の画像に見えるとおり、簡単に言ってしまえば1980年代から第一世代移動通信システムと認識されています。
Apple社のIphoneで考えますと国内で2008年のソフトバンクから第3世代から登場という流れです。
ではでは、1980年代といわれてもピンっと来ない方もいらっしゃるかもしれませんので、どんな機種があったのか簡単にご紹介します。

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わかりやすいのは、ショルダーフォンですね、当時はバブル時代と呼ばれる時代で、車などに置いて移動しながら電話ができる革新的な発明ですね。また、小型化が進み右側のような今のガラケーの原型のような形ですね。
いちジー、いわゆる1G(ワンジー)ははじめて固定電話を携帯できる形で電話ができることが第一世代移動通信システムということなんです!

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次に2G(ツージー)です。1Gと2Gのすみわけですが、
それは、携帯電話で初めてメールが打てるようになったことなんです!
初期は、漢字変換できず英数字とカタカナだった記憶があります。

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次に3G(スリージー)はどこが進歩したのでしょうか

それは、Iモードとezewebです。AU利用の方ですと現在もキャリアのメールアドレスはEZWEBがはいっていますね。

iモードは携帯電話だけで、銀行振り込みやコンサートチケットなどの予約、レストランガイドやタウンページ検索など生活に身近で便利なオンラインサービスが利用できるようになったんですよ。

あとは、着信音がピリリリから3和音になったとか、いろんな音を携帯電話で流すことができ、着メロや着うたなどダウンロードしては、家族にはこの着メロ、彼女にはこの着メロなど分けたりなどできるようになった携帯電話が単なる電話するだけでない楽しいコンテンツが生み出されたわくわくする時代だったかもしれませんね。

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次に はい みなさまおなじみ4G(フォージー)です いわゆるいまわたしの動画をみていただいたり、クオリティの高いゲームを楽しんだり、プログラミングしたり、ZOOMやLINEがコミュニティーツールとして携帯キャリア自身のメールアドレスを全然活用しない時代ですね。

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そこから今回 5Gという2020年到来ということなんですよ!
ここまでに至るまでおよそ40年の歴史が携帯電話にあるんですよね
5Gは、そうですねぇ10年前ですと電子書籍ほどの衝撃を私は受けています。
ヨーロッパの1400年ごろの活版印刷技術、1700年ごろの複写機、コンビニありふれるコピー機、そして、電子書籍 聖書がわかりやすいですかね。2000年前は膨大な情報量を口伝えに伝え、600年前に紙は高価のもので一部の特権階級しか持つことができなかった、そしてコピーする技術が進歩して多くの人にいろいろな書籍を普及することができ、今では、紙媒体ではなく電子的な機械で小説や漫画が読めてしまう時代です。それくらい私にとって衝撃的な技術だと思います。

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簡単に申しますと次の3点が5Gで変わる点です。
ひとつめが、高速大容量
二つ目が、超高信頼・低遅延
3つ目が多数同時接続です。

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高速大容量、たとえば、2時間以上の映画のダウンロードが3秒でダウンロードできてしまいます。また、4K8Kといったハイビジョンを超える画質の映像がストレスなく楽しめるということです。
今までと比較できないくらいすごくなったという図解を後程お見せます。
そして、残念ながら今回発売されたIPHONE12では今お伝えした性能は不可能なんです
気になると思いますので、のちほどでご説明します。

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5GとiPhone12 (12)

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次に超信頼・低遅延
よりリアルタイムでの通信が可能になり、4Gでは送信したでーたが基地局に届くまで百分の一のタイムラグが発生しましたが、5Gではその10ぶんの1以下、千分の一秒に誤差を短縮されます。
数字で言われてもタイムラグは短くなったことはわかるけど、結局はどうなの?そう思いますよね? 
たとえば、医療であれば、今は、患者と医師が同じ手術室にいて手術をします。
なにを当たり前のことをと思われるかもしれませんが、それが、かんじゃさんと医師が100キロ以上離れたところで手術ができるようになるといったらどう思いますか?
例えば、災害などロボットしか入り込めないまたは専門職であるレスキューしか入り込めない場所で緊急を要する患者さんがいたとします、そんなときに遠隔で手術ができる時代が5Gの世界観なんです。
固定電話のみで携帯電話を持っていない高齢者のかた、たくさんいらっしゃると思います。
5Gは単に携帯電話の端末ではなく いつか、自分自身の身になにかあったときにロボットやドローンを活用して命が助かる場面があるかもしれないです。

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3つめ 多数同時接続
5Gでは、一つの基地局から同時に接続できるため、端末が飛躍的に増えます。
身近なものですと、冷蔵庫や電子レンジ、電子ジャー、自動車、ですかね。
自動車は自動運転になる未来が近いということです。もうドラえもんの21世紀がちかいということですよ
それこそ、のび太君は携帯電話持っていないので0Gでどらみちゃんやのび太の息子の伸び助は5Gや6Gの世界観以上で生活してます。冷蔵庫にある食品で「冷蔵庫はんばーぐ」と呼び掛けてハンバーグが調理されて勝手に出てこないにしてもそれに近い時代はすぐそこまできているということなんです。
協同ロボットとありますが、実はある会社の工場はすでに完全自動化されているのですが、唯一人間が必要なところがあるんです。
どこだと思いますか? 工場の入り口なんです。
どうしてだと思いますか? それは、物流の方が荷物を荷揚げするときに人間同士がチェックするためです。
裏を返すと物流側の人が受け取ったと、ウソの申告や荷物を多めに持っていく可能性があるからです。
あくまで一例ですが、こういうお話を聞くとどこまで進歩しても失われる職種はあれど、良くも悪くも人間の手は必要だと思います。

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さて、先程、IPHONE12では、映画の一本のダウンロードは3秒でできないとお伝えしました。
5Gのは、ふたつの周波数があります。サブシックスとミリ波です。
周波数が高くなるほど帯域幅がひろくなるため、高速で大容量の通信が可能になります。

サブシックスのサブの語源に下や次などありの意味があります。
ここでは6未満とされます。つまり6ギガヘルツ未満という意味合いになります。
サブシックスは、今までの4Gに近い周波帯でIPHONE12はサブシックスのみ対応の製品です。
そのため、ミリ波は対応していないため、先程述べた大きく変わった3つの5Gのメリットはほとんどミリ波のお話の為、利用することができないということです。

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あくまでIPHONE12はどんな立ち位置なのか。
それは、当時のソフトバンクから国内で発売されたIPHONE3Gに近く。あくまで5Gの世界の入り口に立っている製品なんです。漫画、ワンピースで例えますとイーストブルーからグランドラインに入って今まで使っていたコンパスが使えないため、初めてログポースを持って航海の旅に出るタイミングが3Gの世界観なら5Gは、三つのコンパスが備わったログポースで新世界を航海するタイミングが5Gの世界観なんです。

そのため、3Gからサブシックスまで対応しているのがIPHONE12であり
5G世界の水先案内人の立ち位置になります。

5GとiPhone12 (20)

ガブリエルのラッパを模した図解を表示させていただきますが、
図のようにIPHONE12はサブシックスという周波帯で活用できるということです。
アメリカや韓国ではすでにミリ波も導入されています。
実は、サブシックスとミリ波には、メリットデメリットがあります。
図のように見ると圧倒的にミリ波の方が良いように見えますが、ミリ波に弱点があるんです。
それは、遮蔽物、建物に弱いんです。直線的な通信に強い一方で建物に対して弱いためせっかくの大容量通信などが建物があると半減してしまうんです。レーザーが水や水蒸気に弱いようにミリ波にも弱点があります。反対にサブシックスは、建物等遮蔽物に強い代わりに図のように4Gよりのため、5G本来の効果が発揮できないんです。
アメリカのある州のミリ波の通信業者は、ユーザーからクレームの嵐という話も耳にします。

5GとiPhone12 (21)

5Gのまとめに入りますとサブシックスは、4G技術の転用ができるため、電波を利用できる環境が早く整うこと電波が広域まで届くため障害物の影響が受けにくい
デメリットは同時接続は大きくミリ波に劣ること
ミリ波は、さきほど述べた3つの利用が可能ですが、デメリットは障害物に弱いことや環境が全然整っていないことです。
どのようにするかは分かり兼ねますが、サブシックスとミリ波の良いところだけが今後の未来に技術として取り込めるようになるのではないかと
思います。

いかがでしょうか?新しいiPhone13(仮)では、ミリ波も対応した本当の意味で5G対応のiPhoneが登場してほしいですね!

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

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