「金利0.5％以上」なら住宅ローンは借り換えないと損！
変動金利は下がり続けている
どうも、モゲ澤です！「物価上昇で金利も上がるのではないか・・・？」といった予想が話題になる一方で、現実には住宅ローンの変動金利の下落が続いています。
2018年～2019年夏ごろまでは0.6％前後だった変動金利は、2023年に0.4％を切る水準になっています。なかには金利が0.2％台（！）という商品も出てきました。
金利が下がっている理由には、スマホの時代になり、住宅ローン金利をネットで比較するユーザーが増えたこと、そしてネットでの集客に力を入れる金融機関が増えていることが大きいです。金融機関同士の競争が激化しているのです。
こうなると現在住宅ローンを返済中の人は、「借り換え」によって金利を下げることでお得になる場合もあります。
もちろん住宅ローンを借りるときには諸費用がかかるので「借り換えをすればみんなお得！」となるわけではありませんが、金利のボーダーラインは意外と低いのです。さっそく確認していきましょう！
借り換えでお得になるボーダーラインは「金利0.5％」
「借り換え」がお得になるかどうかを調べるには、モゲチェックの「借り換えメリット額シミュレーション」を使うのが便利です。
今回は
住宅ローンの残債は3,000万円
現在の金利が0.5％
35年の返済期間が残っている
借り換え後の金利は0.3％
という条件で、借り換えがお得になるかどうか計算してみました。
すると借り換えにかかる諸費用をすべて考慮しても、若干ながらメリットがでる結果となりました。
つまり今の住宅ローン金利が0.5％よりも高ければ借り換えがお得です！ メガバンクや地方銀行の住宅ローンは0.5％以上のケースが多いので、「借り換えがお得！」という結果になる人が多いはず。金利以外の諸条件によっても変わってくるので、シミュレーターで計算して確かめてみてください。
また、他の記事でもお伝えしているように、最近は住宅ローンに付帯する疾病団信（がん保障や３大疾病保障など）が非常に充実しています！ たとえ返済額を減らせるメリットが小さくても、借り換えでより魅力的な団信に切り替えられるなら嬉しいですよね。
モゲ澤個人の考えとしては、借り換えメリット額がゼロでも、団信狙いの借り換えはアリだと思います。借り換え先の住宅ローンに無料付帯する疾病団信には金利約0.2%分の価値がありますので、団信がお得になるだけでも意外とインパクトが大きいのですよね・・・。
なお注意点ですが、すでに疾病団信をつけている方は借り換えメリット額の計算には気をつけてください。住宅ローンに疾病団信（例：上乗せ金利0.1～0.2％）をつけて0.5％の金利支払いになっているのであれば、実際の金利コストは0.3～0.4％です。この場合は借り換えるメリットがないといえます。また、借り換えの際は3～6か月の返済実績が審査上必要な場合もあるので、余裕をもって1年程度返済してからのほうが良いでしょう。
いま借り換えでオススメの銀行はこれ！
借り換えでオススメの銀行について、40歳未満の場合と40歳以上の場合で3つずつ、ランキングで紹介します。
1位のauじぶん銀行は最優遇金利が0.219％と圧倒的。団信も充実しています。3大疾病50%保障＋肝疾患・腎疾患50%保障＋全疾病保障つきです。2位の住信SBIネット銀行と3位のSBIマネープラザも好条件ですね。
住信SBIネット銀行とSBIマネープラザは、40歳以上では団信の内容が全疾病保障しか付帯しないため、40歳以上の場合はがん50%保障がつくPayPay銀行の方がお得です。
詳しい商品情報や審査に通るかどうか気になる方は、モゲチェックの無料の住宅ローン診断サービス「モゲレコ」で比較・相談できます！ ぜひご活用ください。
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