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変動金利0.1%台も登場! 主要ネット銀行のキャンペーンを一挙解説

どうも、モゲ澤です! いや~、もう本当にすごいです。私は各行の金利情報・キャンペーン情報を常にチェックしていますが、毎月のように変動金利の引き下げが発表されています。住宅ローン金利の金利競争は、まさに「戦国時代」と言ってもいいのではないでしょうか。

このnoteでは、2023年11月時点の最新の金利キャンペーンの紹介をまとめ、その金利引き下げの背景や注意事項をまとめていきたいと思います。

各銀行の金利キャンペーンを一挙解説

まずは「モゲチェック」【PR】の変動金利のランキングを見てみましょう!

上位銀行に続々と金利引下げの動き

1位から10位まで、0.2~0.3%台での超低金利がずらずらと並んでいます。このうち、赤枠で囲った5行が、この2~3か月で金利引き下げキャンペーンの動きを見せた銀行です。

条件をクリアすると金利が引き下げられ、ついに変動金利は「0.1%台」という異次元のレベルでの攻防に突入しました。

金利優遇割で0.15%引き下げるauじぶん銀行

auじぶん銀行は「住宅ローン金利優遇割」というキャンペーンを行っています。

auじぶん銀行の通常の金利は0.319%です。金利優遇割には4種類の適用条件があり、条件を満たすごとにどんどん適用金利が下がっていきます。最大に適用されると金利が0.15%引き下げられ、適用金利は0.169%になります。

auじぶん銀行の金利優遇割

全員に当てはまる条件ではないのですが、それでも0.1%台の住宅ローン金利というのは本当にすごいです。

ただ、住宅ローン検討中の方からは「割引の条件が多くてわかりづらい」という声も聞くことが多いです。ここが難点で、条件が多くて複雑なんですよね。個人的には、もうちょっとキャンペーンの中身がシンプルになればユーザーフレンドリーかなと思うこともあります。

1億円以上なら0.19%! SBI新生銀行

次にSBI新生銀行を紹介します。これはキャンペーン発表時に大きな話題になりましたね。

1億円以上で金利を0.19%に引き下げ!

私もキャンペーン発表時にツイートしたところ、51.9万件のインプレッション&700いいねという大きな反響を呼びました。

X(Twitter)でも話題に

キャンペーンの中身は非常にシンプルです。通常金利は0.29%のところ、1億円以上を借り入れれば金利が0.1%引き下げられて0.19%になります。

キャンペーン条件は借入額のみ

この1億円というのはペアローンでは合算で計算でき、たとえば夫5,000万円+妻5,000万円のペアローンでも適用対象になります。またリフォーム分も含めることができます。誰もが使えるわけではないですが、高額物件を検討中の方にはとても使い勝手がよいですね。

住宅ローン検討中の方でもSBI新生銀行をよく知らないという方は多いです。出自が旧長銀(日本長期信用銀行)→新生銀行で、法人取引が基盤だったのもあり、リテール(個人向け融資)は徐々に認知が進んできたところです。このようなキャンペーンも含めて、さらなる認知度の向上を期待しています!

住信SBIネット銀行は頭金を入れると金利引き下げ

続いて住信SBIネット銀行です。頭金を2割入れると金利が下がるというキャンペーンをやっています。

頭金を2割入れると金利引き下げ

通常金利0.310%のところ、20%以上の頭金を入れることで0.298%になります。

頭金には「信用補完」という意味があります。住宅ローンの返済ができなくなったとき(貸し倒れたとき)に、頭金が多いとそれだけ債権回収がしやすいため、金利を引き下げて優遇しているという仕組みです。

PayPay銀行も頭金を入れると金利優遇

少し前からPayPay銀行も同様のキャンペーンを行っています。PayPay銀行の場合、自己資金(頭金)10%以上の場合に金利引き下げの対象になります。

頭金を1割入れると金利引き下げ

これは住信SBIネット銀行と同じ考え方ですね。

ソニー銀行は頭金なしの上乗せ金利を撤廃

ソニー銀行は11月1日に住宅ローン金利適用ルールを変更しました。ソニー銀行もこれまで、頭金で金利に差をつけており、頭金が10%未満だと金利を0.05%上乗せしていました。その上乗せ分がなくなったというのが変更点です。

頭金が少ない場合の金利が変更

つまり、頭金の度合いにかかわらず金利は一律で0.397%となります。

金利引き下げの背景と注意事項

最近は全員の金利を一律に引き下げるのではなく、キャンペーンで金利を引き下げるパターンが多くなりました。借入額や頭金、他のサービスの利用などといった細かい条件をつけるようになったのは最近の動向です。

これは今、金利を一律に引き下げられる限界に達してしまったという状況を表しているのだと思います。

金利キャンペーンまとめ

例えばauじぶん銀行では、提携企業の商材を併売することで利益を上げ、一部を金利引き下げの原資にしているのだと思います。

SBI新生銀行の高額融資に限った金利引き下げは、1億円以上の物件が買える高属性の契約者&担保価値の高い物件に絞る意図がありますし、住信SBIネット銀行とPayPay銀行も頭金を出せる貸し倒れリスク(延滞リスク)が低い層をターゲットにして金利引き下げを実施しています。

住宅ローンはコモディティ化した商品であり、かつスマホで簡単に金利を比較できる時代になりました。その結果、激しい金利競争に歯止めがかかりません。

そのなかで、今後も銀行は優遇キャンペーンを打ち出してくると思います。ですが、特定のユーザーのみを優遇する流れは今後も続いていくでしょう。

つまり、注意事項としてはキャンペーン金利が全員に適用されるわけではなく、条件はよくチェックする必要があるところです。適用条件外であればお得ではない・・・という可能性も大いにあり、これまで以上に金利比較の際には適用条件も確認するようにしましょう!

今後も金利情報やお得な住宅ローン情報を発信していきますので、ぜひフォローやスキ!をいただけると嬉しいです♪

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